私のIT経歴書(ASP編#6)
こんばんは、ITアドバイザー@瀬川です。
今日は「私のIT経歴書(ASP編)」の6回目を書いていきたいと思います。
前回はIT現場の基本を学ぶことができたということを書かせていただきました。
今日はその後のさらに、大きな壁の出現について書いてみようと思います。
プロジェクトリーダーに抜擢!?
先輩の元でシステム開発の基本を経験して、ようやく小さな戦力ではありますがプログラマーとして頭数には数えてもらえるくらいまでにはなってきました。
その後、約20人月程度の大きなプロジェクトの話がちらほら社内で話されるようになりました。
IT業界では、よく開発の見積もり時に、"人月"という単位を使います。
また機会があれば書こうと思いますが、簡単に言うと、1人が1か月で作業できる仕事量の事を言います。
3人月であれば、1人で3か月程度かかる仕事量になります。
なので20人月と言うと、かなり大型案件の部類に入ります。
当時その話が出たころ、私の先輩がプロジェクトリーダーとして顧客先へよく出かけていました。
私は勉強も兼ねてその先輩と一緒にその顧客先へ行くこともしばしばありました。
そこでは、議事録を書いたり、HTMLを使って簡単な紙芝居を作ったりしてました。
※紙芝居は、実際の画面イメージをお客様に見てるための物です。Webアプリケーションであれば、HTMLを作成することが多いです。
そのやり取りを1か月あまりやっていた頃でしょうか?正式にその案件を受けることになり、チーム編成を組む段階になってきました。
当然プロジェクトリーダーにはその先輩が付くはずだったのですが、別の案件が入ったか、理由は忘れましたが、その先輩が案件から外れる事になりました・・・
で、その代わりに、なんと私がプロジェクトリーダーになれとの上司からの通達が!!
まだ業界経験2年足らずで、20人月の案件のプロジェクトリーダーになるのはまぁあり得ません・・・
なぜ私がと上司に聞くと、
「顧客先へ何度か行っているからなんとかなるやろ」
的な回答だったと思います・・・
今思えばかなり適当な答えでむちゃぶりだったような気がします(笑)
納期は確か半年~10か月後位だったと思います。
当然私一人で開発は出来ないので、開発メンバーを5人程度集める事になりました。
そうです、いきなり私に"部下"ができることになったんです・・・
今日はここまで。
次回は、この私の中の未体験ゾーンだらけの奮闘記を書いていきたいと思います。
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