私のIT経歴書(ASP編#9)
こんばんは、ITアドバイザー@瀬川です。
今日は「私のIT経歴書(ASP編)」の9回目を書いていきたいと思います。
前回は当時のプロジェクトの概要をかかせていただきました。
プロジェクトの概要を知るとなんとなくイメージがつかめるかなと思い書いてみました。
IT業界に携わったことが無い方だとなかなか難しいかもしれませんが。。。
今日は、当時のプロジェクトメンバーに、ベテランのプログラマーさんが参画された事について書いてみようと思います。
「伝える」と「伝わる」の違いを肌で感じた瞬間
当時私以外のプロジェクトメンバーは5名。そのほとんどが1~2年程度の経験で大きなプロジェクトの経験がないメンバーばかり。
私自身もリーダーに抜擢はされたものの、プロジェクトをどう進めて良いか、メンバーに明確に指示が出せるかが不安でしょうがありませんでした。
それを見かねた私の上司が、業界に10年近く携わっているプログラマーさんを参画させる事にしてくれました。
私はそれで負担が軽くなると意気揚々とその方に仕様を伝えるための設計書を書いていきました。
そして、実際に参画された日にその設計書を見せて仕様を説明しようとしました。
その後その資料を少し眺めてから、
「資料はいらないから、何をやったら良いか説明して」
と言ってきました。
この設計書は、時間が無い中でなんとか仕様を伝えようと必死で書いたものだったので正直イラっとしたのを今でも覚えています。
ただ、今思えば、その資料は第三者が見ても、仕様が”伝わる”事はなかったと思います。
文章が長々と書かれてあって分かりにくく、聞く方が速いと判断されたのだと思います。
どんな仕事でも、プライベートでもそうだと思いますが、自分の思いを”伝える”と言うのは多少テクニックが必要かなと最近感じています。
いくら自分自身が伝えたつもりでも、それが相手に”伝わる”事がなければ伝えたとは言えないからです。
これは今でも意識しているコミュニケーションの基本だと私は感じています。
当時、あれだけの資料を作ったから見れば”伝わる”と思っていたのだと思います(^^;;
その後もその方からはたくさんの事を学ばせていただきました。
その続きはまた次回にお話したいと思います。
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