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NULL(ヌル)って何??
こんばんは、ITアドバイザー@瀬川です。
今日はプログラムミング開発の場面でよく目にする「NULL(ヌル)」について書いてみようと思います。
NULLって何も無い状態!これって空っぽ?0ってこと??
これ20年近くIT開発業務に携わって最初の頃よく悩まされました・・・
意外とベテランの方でもなんとなくこんなもんって程度でしか分かってない方もいると思います。
NULLとは、ウィキペディアによると、
Null(ヌル、ナル)は、何もない、という意味で、プログラミング言語などコンピュータ関係では、「何も示さないもの」を表すのに使われる。
と書かれていました。
ここで言う"何もない"と言う意味と、"空白"(値が入っていない)状態って実はイコールではないんです。
これが一番理解しにくいところです。
このイメージが付きにくいと思うので一つ例を挙げてみたいと思います。
例えば、のどが渇いたので水を飲もうと思います。
水を飲むには、コップが必要です。
そのコップに水が満タンに入っている状態を「10」としましょう。
コップの水を半分飲んだら「5」。
全部飲んだら「0」(空っぽ)の状態となります。
ここで、NULLってどんな状態かって聞かれた時に、全部飲んだ「0」の状態と思う方が多いかと思いますが実は違うんです。
NULLとは、そもそも、コップが"無い"状態の事を指します。つまりは器がない状態です。
プログラムミングの世界では、変数と呼ばれる器に値を出し入れして計算処理をさせたりします。
なので、必ず器が必要になってきます。
その器がそもそも存在するか、器の中にデータが入っているか入っていないか、これがプログラミングを行う上で基本になってきます。
ただ、プログラミング言語によっては、器の中の値が0でもNULLと扱う場合もあるのでその都度注意が必要です・・・(^^;;
プログラミングを始めた際には必ず一度はぶつかる壁になると思うので、NULLについてはご自身でも色々検証してみてくださいね。
以下にもNULLについてわかりやすく説明されているページがあったのでご紹介しますね。
いかがでしょうか?
プログラムミングをしていると必ずNULLの扱いについて悩まされることが多いので一度ご自身の中で整理しておくことをおすすめします。