新婚旅行7日目(2):ブルーラグーンへの道中
レイキャヴィクを発つ前に最後の買い物を楽しみ、ホテルに戻ってきた妻と私。ホテルのチェックアウトを済ませ、次に向かうのはブルーラグーンという巨大な温泉レジャー施設だ。移動のバスとチケットを用意してくれるプランを、事前に現地代理店に頼んでおいた。今いるホテルにピックアップしてくれることになっている。
ホテルの前に、代理店のバスがやってきた。前日の南海岸ツアーで乗ったようなマイクロバスだ。私たちが乗り込んだ後に10人近くの団体客がやってきた。そのうちの1人の40代と思しき男性が、ややオーバーなリアクションで挨拶をしてきたのだった。「(雰囲気訳)どうも、みなさん。御機嫌よう!」
私たちを含め5人くらいが先にバスに乗っていたが、全員リアクションを取ることが出来なかった。この陽気なおじさん(以降、YO(陽気な=Y おじさん=O)と呼ぶ)は後にも色々と私たちに印象的なシーンを提供してくれることになる。
この団体客が着席するとバスは出発した。いくつかのホテルで人々をピックアップしていく。あるホテルでは15分くらい人が出てくるのを待った。ツアーの添乗員がホテルに入り、しばらく待った後に客と共にバスへ戻る。そんな自由な場面も味わった。
全ての客をピックアップすると、バスはツアーを運営する会社の事務所へと辿り着いた。ここで事前にメールで渡されたバウチャーとブルーラグーンのチケットを交換する。そして、日本でいうところの観光バスと呼べるような大きなバスに乗り換え、ブルーラグーンへ出発だ。
街を抜けると、ひたすら岩と苔が広がる大地を進んでいく。
気づくと私たち2人の座席後方が何やら賑やかだ。あの陽気なおじさん(YO)が歌っていたのだった。彼は仲間と共にこのツアーに参加したようだ。グループのムードメーカーらしき彼が歌い喋り、周りの人たちがキャッキャと盛り上がる。こういうおじさんって国籍関わらずいるんだなあと、こちらは妻と盛り上がる。
1時間強の移動の後、湯気が立ち込める施設が見えてきた。
これがブルーラグーン。賑やかなバスはいよいよ目的地に到着だ。
駄文ですが何卒よろしくお願いします