ことばを醸造する人生 ~ふと入った古本屋さんで出逢った本~
友達との待ち合わせ時間まで
手持ち無沙汰だったので、
商店街を散策していたところ、
風情ある古本屋さんに出くわした。
引き込まれるように中に入ってみると、
そこは、まるでお香のような、
高貴な本の匂いが漂う空間だった。
この妙な高揚感を味わったのは久しぶりだった。
そこで出逢った本が、
この『賢人の雑学』。
ラジオパーソナリティのエッセイだ。
とにかく、シビれることば遣いだった。
本書にもあった内容だが、
ことばは、まさしくお酒のようだ。
強弱があり、濃淡がある。
甘味もあり、辛味もある。
ことばを醸造する
そんな醍醐味のある人生を送りたいと思う次第であった。
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