西方外典最終話 メリナ様達VSラスボス戦最終局面における西方組連続攻撃の分析と考察…その3
皆様こんにちは。
今回は「西方外典最終話 メリナ様達VSラスボス戦最終局面における西方組連続攻撃の分析と考察…その3」でございます。
その1をご覧になっていない方は ↓
西方外典最終話 メリナ様達VSラスボス戦最終局面における西方組連続攻撃の分析と考察…その1|セファ|note
その2をご覧になっていない方は ↓
西方外典最終話 メリナ様達VSラスボス戦最終局面における西方組連続攻撃の分析と考察…その2|セファ|note
からどうぞ。
ではいつものから↓
注意:西方外典最終話まで&キャラクエ等ネタバレあり。記事の名前ではラスボスと表記してますが記事本編ではガッツリ書いちゃいます。
公式設定に基づいた、あくまでも個人の考えです。
〇 西方組の連続攻撃についての分析と考察
それでは前回の続きから。
西方組連続攻撃…人目はミストレアさんです。
4:ミストレアさんの攻撃(マシアフ・ケシェト)
4人目はミストレアさんの攻撃(マシアフ・ケシェト)です。
上の画像における羽のエフェクトで判断できました。
その2の記事で書いたように画像で見た時のテユール・メナスの左と上側に逃がさないように戦わないといけない為、その内の1方向を潰せる上から下に向けてプレッシャーをかけられるマシアフ・ケシェトはいい攻撃ですね。
ミストレアさんの攻撃で一番適していそうなのは ↓ の画像の10時方向から放つオウル・ナカルですが…
ミストレアさんは仲間の中で唯一自由に飛べる(クラルテさんは足場の維持とメイン防御を主に担当しているため自由に動けない)為、今回は攻撃全振りではなくサポートの方にも力を入れています。
そのサポートが見られるのは次のアルド君の攻撃となります。
5:アルド君の攻撃(エックス斬り)
・攻撃方法についての疑問
5番目の攻撃はアルド君のエックス斬りです。
…またまた出てきました。近接攻撃組最大の謎「どうやって攻撃したの?」。
アルド君の攻撃方法を3通りほど考えました。
1:テユール・メナスが近づいたタイミングでアルド君が飛び乗り、メナス中央付近まで自力移動後、攻撃。
2:自身の武器を投げての遠距離攻撃。
3:空を飛べるクラルテさんかミストレアさんに運んでもらって攻撃。
どれが正しいのか見ていきましょう。
「1メナスに飛び乗って攻撃」
→ まずテユール・メナスがアルド君たちの攻撃前、もしくは最中にこちらの足場に近づいてないといけなせんね。…運要素が絡む条件です。
飛び乗れたとしても今までの西方組4連撃を躱しながら中央付近に移動しないといけません。
1の方法ですとこれらの条件を突破しないといけません。
西方外典でヤバいレベルの回避を見せてくれたアルド君なら運が良ければ出来ないこともなさそうですがリスクのケアとかも考えると難しいかと。
「2武器投げでの遠距離攻撃」
→ その1の記事でプライ殿の攻撃はこの方法だと考えました。
しかし、アルド君のこの攻撃…「2連撃」なのです…。
剣1本投げただけではエックス斬りは撃てないのです。
この方法で攻撃するのは通常装備の剣とオーガベインを投げないといけません。
…。無理ですね。
攻撃は可能かもしれませんが、剣を投げたところでエックス斬りが発動できるとも思えません。
「3空を飛べるクラルテさんかミストレアさんに運んでもらって攻撃」
最後に残った案はこれです。
その1の考察記事でプライ殿が攻撃した時にも同じ案を考えましたが、その時には
足場維持、メイン防御担当のクラルテさんは動けないため飛ぶとしたらミストレアさん。
連続攻撃タイミングを合わせる声掛けが無かったためプライ殿の初手攻撃で複雑な動きは出来ない。
出来たとしても外した場合、テユール・メナスに隙を作れていない初手攻撃では反撃されるリスクが大きい。
と言うことで没となりました。
今回もアルド君の運び手はミストレアさんです。(理由はクラルテさんの攻撃の時に解説)
そして今回の場合は連続攻撃中にアルド君がミストレアさんにお願いすることが出来ます。
タイミング的に難しいのでは? と思われるかもですが、最終話でのみんなでしたら名前を呼ぶだけでも意図を読み取ってくれます。
そして初手攻撃時よりも連続攻撃途中でしたら今までの攻撃被弾による怯みを狙えるため反撃をもらう可能性は低くなるのです。
これらを考慮すると「3:ミストレアさんに運んでもらって攻撃」が正しいと言えるでしょう。
・ミストレアさんの援護について
ミストレアさんはアルド君の前に攻撃をしていますので援護可能な時間はかなり短いでしょう。
しかし、ミストレアさんが撃った攻撃はマシアフ・ケシェト。
上空に向けて撃つ曲射軌道の攻撃ですので、攻撃タイミングをある程度調節できるのです。
それに加えて、ミストレアさんの超速い飛行速度。
西方外典最終話シュナウド皇前半戦(分断時の戦闘)でミストレアさんはアルド君と2人で城下にあるラボまで飛ばされており、戦闘後はアルド君を抱えてシュナウド城まで一瞬で戻っています。
…最終話を読み返して頂けると分かりますがミストレアさんの移動速度がめっちゃ速いのです。
この速度で一人抱えながら移動できるのでしたら足場~テユール・メナス間の往復なんて一瞬でしょう。
もしかしたら、このシュナウド皇前半戦があったからアルド君を抱えての飛行速度が分かり、この最終戦で活かせたのかもしれません。
6:チルリルさんの攻撃(イクリプスブレイド)
6番手はチルリルさん。攻撃方法はイクリプスブレイドです。
メリナ様を真似て始めたNSの遠距離攻撃ですが最終決戦でも大活躍です。
チルリルさんもAS…近距離攻撃にのみ特化していたら仲間の援護がなければ攻撃できません。
NSで自力攻撃することで仲間はその援護分の力を自分の攻撃にまわせるのです。
攻撃の軌道は画面9時方向から3時方向。
アルド君の攻撃はミストレアさんに運んでもらう最速ルート上、画面3時~9時方向でしょうから、チルリルさんは逆から攻めることでテユール・メナスが自分たちの足場から離れないような逃げ道を塞ぐ攻撃をしています。
また、この攻撃軌道はアルド君&ミストレアさんの飛行ルートと被らない…つまり2人を巻き込まないような軌道となっています。
連続攻撃中に仲間がしたい攻撃を察知しそれを邪魔せずに戦闘理論的にも適した軌道の攻撃をあたえる…そしてその判断スピード…奉仕部隊の隊長としての経験を全乗せした一撃でした。
ちなみにチルリルさんの攻撃軌道もロゼッタさんと同じように自分の武器を予めテユール・メナスの背後まで動かしておかなければなりませんがロゼッタさんの本に比べてチルリルさんの剣は正確に、そして速く動かせますので準備にはそこまで時間はかからないでしょう。
7:メリナ様の攻撃(セフェル・イェツラ)
7番手はメリナ様の攻撃。攻撃方法はASのセフェル・イェツラです。
軌道は画面12時方向から6時方向に向けての攻撃で、この攻撃もテユール・メナスの逃げ道を塞ぐような攻撃軌道です。
6番手チルリルさんの攻撃(9時~3時方向)と合わさりテユール・メナスが逃げたい黒丸部分(下図)をカンのペキに埋められています。
(チルリルさんがわざとメリナ様の為に攻撃ポイントを残してあげたという解釈もありそうです)
AS…正規兵装装備時のメリナ様は魔力感知で防御の薄い部分やみんなの攻撃と被らない場所やタイミングを探ることが出来、そこにNSと比べて魔力消費の大きい高火力な攻撃を撃てます。
魔力消費量の関係で長期戦は出来ませんが、元々足場を維持できる時間は短いのでデメリットにはなりません。
ちなみにESは、自身の質量の増加分+巨人の質量が足場に追加されるためクラルテさんの負担が増えてしまいます。
攻撃の順番が遅めなことに関しては、西方組の連続攻撃の初手と3撃目…プライ殿とミルシャさんの攻撃でサポートにまわっていた為でしょう。
急に武器を投げて遠距離攻撃しだしたプライ殿の槌を慌ててキャッチし、急にタラサ・イファロスで身を投げ出したミルシャさんの攻撃が外れた場合に備えてレイン・オブ・マナを準備したり…と、内容の違う2つのサポートをしつつ戦闘状況を確認し続け、敵防御の薄い部分&攻撃軌道が仲間と被らないような場所の探知も同時並行でこなしながら御自身の攻撃準備に入り攻撃した(この間、約6秒)というとんでもないことをされておりますが、メリナ様の元々の器用さと魔力探知、魔力の瞬間放出量に優れている正規兵装、そして一瞬で攻撃準備を完成させられ、尚且つ高火力な攻撃であるセフェル・イェツラの能力を活かした攻撃でした。
8:クラルテさんの攻撃(ソールアエロリット)
最後…8番手はクラルテさんです。
攻撃方法はソールアエロリット。
上画像を見てもらえば分かりますが、めっちゃ規模がでかいです。
上半身だけですがテユール・メナスが完全に隠れていますね。
この威力&規模で攻撃を撃てたのはクラルテさん自身のポテンシャルもありますが、みんなの攻撃中に魔力を溜められたからでしょう。
5番手のアルド君を運んだのがミストレアさんだったのも、特大火力のソールアエロリットを撃つため準備していたからです。
クラルテさんは今回の戦闘で足場の維持&防御をしなければならない為、攻撃にはそこまで力を入れることはできませんでしたが、火力の規模的にどこかのタイミングで自分が攻撃しないといけません。
それが大きな攻撃であればあるほど 確実に止めを刺さなければ 攻撃直後の無防備な時に反撃を食らって足場もろとも崩壊する危険があります。
攻撃を外したり一部分でも防御や相殺されない大きな隙のある時に溜めな必要な一撃を決めないといけない… クラルテさんが攻撃するタイミングは仲間と比べて限られており攻撃難易度は凄く高そうですが、このことはクラルテさんだけでなく仲間も理解しているでしょう。
プライ殿が攻撃の為の予備動作をした段階で「クラルテさんが最後の攻撃をする」ということの意思統一が完了し、クラルテさんはみんなを信じて魔力を溜め、みんなはクラルテさんが攻撃をベストな場所、時間で撃てるよう動いたのです。
〇西方組連続攻撃の時系列準まとめ
ここまで8人の攻撃の分析・考察をしてきましたが、攻撃の準備や援護のタイミングなどが複雑なので一度、時系列準にまとめたいと思います。
本編での実際の流れは通常戦闘で勝利した後、映像が流れてプライ殿の攻撃~となります。
一つの番号内で書かれていることは同時刻に起きていることで番号が変わったら時間が動いている…とします。
初期陣形はこんな感じかと ↓
1:通常戦闘勝利。テユール・メナスに大きな隙が出来る。
メリナ様、
チルリルさん、
プライ殿、テユール・メナスの隙を一番速く察知
ロゼッタさん、プライ殿の様子を察知&攻撃方法理解し本をテユール・メナスの背後へ動かし始める。(陣形的に後方にいたロゼッタさんはプライ殿の様子がよく分かる)
クラルテさん、
ミストレアさん、
ミルシャさん、
アルド君、
2:
メリナ様、
チルリルさん、
プライ殿、攻撃準備開始。予備動作の為、槌を振りかぶりながら前方へ移動。これによりプライ殿が全員の視界に入る。
ロゼッタさん、本の移動中。
クラルテさん、
ミストレアさん、
ミルシャさん、
アルド君、
3:プライ殿が視界に入ったことで、既に準備していたロゼッタさんを除く西方組全員が連続攻撃をする意思統一完了。
4:
メリナ様、プライ殿の攻撃方法を理解し槌を拾うため魔力の手を展開。
チルリルさん、
プライ殿、攻撃準備中
ロゼッタさん、攻撃準備中
クラルテさん、魔力を溜めに入る。
ミストレアさん、
ミルシャさん、
アルド君、
5:
メリナ様、槌回収の為 魔力の手をテユール・メナスの下めがけて動かし始める
チルリルさん、
プライ殿、槌をテユール・メナスに向けて投げる。
ロゼッタさん、本がテユール・メナスの背後に移動完了。
クラルテさん、魔力充填中。
ミストレアさん、
ミルシャさん、
アルド君、
「1~5」でかかった時間…約1~2秒
6(連続攻撃1撃目):本編映像スタート。
メリナ様、魔力の手をテユール・メナスの下に移動完了。ミルシャさんの攻撃方法を把握。
チルリルさん、
プライ殿、投げた槌がヒット。
ロゼッタさん、プリーオブギルティ発動。
クラルテさん、魔力充填中。
ミストレアさん、
ミルシャさん、タラサ・イファロスの為ジャンプ。
アルド君、ミストレアさんに向けサインを出す。
7(連続攻撃2撃目):
メリナ様、プライ殿の槌を拾う。その槌を媒介にミルシャさんの攻撃が外れた場合に備えレイン・オブ・マナ発動準備。
チルリルさん、
プライ殿、
ロゼッタさん、プリーオブギルティがヒット。本を手元に戻し始める
クラルテさん、魔力充填中。
ミストレアさん、アルド君のサインを受ける。内容理解と同時にマシアフ・ケシェト発動。
ミルシャさん、タラサ・イファロスによりテユール・メナスめがけて落下中。
アルド君、
8(連続攻撃3撃目):
メリナ様、プライ殿の槌回収完了。レイン・オブ・マナ準備解除。
チルリルさん、剣をテユール・メナスの背後に動かし始める。
プライ殿、槌が戻ってくる
ロゼッタさん、本の移動中
クラルテさん、魔力充填中。
ミストレアさん、アルド君を抱え飛行開始。マシアフ・ケシェトがテユール・メナスめがけて落下開始。
ミルシャさん、タラサ・イファロスがヒット&離脱開始。
アルド君、ミストレアさんに抱えられテユール・メナスめがけて移動開始
9(連続攻撃4撃目):
メリナ様、セフェル・イェツラ発動。槌を上空へ動かし始める。
チルリルさん、剣がテユール・メナスの背後に移動完了。
プライ殿、
ロゼッタさん、本が手元に戻る。
クラルテさん、魔力充填中。
ミストレアさん、マシアフ・ケシェトがヒット。ミストレアさんとアルド君は空中移動中。
ミルシャさん、足場に無事帰還。
アルド君、ミストレアさんと空中移動中
10(連続攻撃5撃目):
メリナ様、槌がテユール・メナスの上空へ移動完了
チルリルさん、イクリプスブレイド発動。
プライ殿、
ロゼッタさん、
クラルテさん、魔力充填中。
ミストレアさん、アルド君と離脱開始
ミルシャさん、
アルド君、エックス斬りがヒット&ミストレアさんと離脱開始。
11(連続攻撃6撃目):
メリナ様、槌を巨大化させつつテユール・メナスめがけて槌を振り下ろす。
チルリルさん、イクリプスブレイドがヒット。剣を戻し始める
プライ殿、
ロゼッタさん、
クラルテさん、魔力充填中。
ミストレアさん、足場へ無事帰還。
ミルシャさん、
アルド君、足場へ無事帰還。
12:(連続攻撃7撃目):
メリナ様、セフェル・イェツラがヒット。槌を戻し始める
チルリルさん、剣が手元に戻る。
プライ殿、
ロゼッタさん、
クラルテさん、魔力充填中。
ミストレアさん、
ミルシャさん、
アルド君、
13:
メリナ様、槌が手元に戻る。
チルリルさん、
プライ殿、
ロゼッタさん、
クラルテさん、攻撃の為、予備動作(実際に本編で映像あり)。
ミストレアさん、
ミルシャさん、
アルド君、
14(連続攻撃8撃目):クラルテさんのソールアエロリット発動しヒット。
1~14までの時間…約10秒!
実際の映像が8秒と少しなので、プライ殿の予備動作を加えると約10秒ぐらいとなるでしょう。(丁度、西方外典の話数と一緒!)
〇最後に
さて、どうでしたでしょうか…?
今回は「西方外典最終話 メリナ様達VSラスボス戦最終局面における西方組連続攻撃の分析と考察」でした。
初めは1本の記事でまとめるつもりが、随分と長くなってしまったので3分割しております…読みずらくてすみません…。
先程も書いた通り実際の映像は約8秒ほどで終わってしまうのですが、西方組の今までの経験+西方外典での経験…全てを出し切った素晴らしい攻撃だったと思います…!
今回はここら辺で失礼します。
最後まで読んでくださった方(いらっしゃれば)、ありがとうございます。
では、神のご加護があらんことを~♪