外典6話 VSヨハン戦 メリナ様がわざと被弾したシーンの考察
皆さん、こんにちは。
今回は外典6話 VSヨハン戦のメリナ様がわざと被弾したシーンについて考えていきたいと思います。
戦術的に見ると悪手としか思えないような一手…
ですが、違和感を覆すのは信者の仕事です。
流し見してるだけでは、分からないようなとこまで踏み込んでみたいと思います。
…一応、「妄想率100% 外典6話 メリナ様達の作戦会議」
https://note.com/sefa_zikuneko/n/n2d41c445e897
を最後まで見てくだされば全て分かるのですが、
妄想内での西方メンバー会話形式の記事なので苦手な方がいらっしゃるでしょうし、
何より愛を詰めすぎた為、本考察案件にたどり着くまで長い…and…まとまってない為、考察記事として見やすく書き直しています。
いつもの↓
注意:外典1~6話、キャラクエのネタバレあり。
公式設定に基づいた、あくまでも個人の考えです
○何故あのシーンがまずいのか…
まずは戦術的に何故、あの被弾シーンがまずいのかから考えていきましょう。
ヨハンが使うエルの鎖…
この技(技術)は戦闘前にクラルテさんが見てるand簡単な説明を受けてる為、メリナ様達はある程度の情報が分かっています。
その情報とは…
1:楽園の民にとっては特攻兵器、
一般人にとっては少し丈夫な鎖
2:エルの鎖の「速度(見てからだと対処できない)」
「発射地点(ヨハンの周囲の空間から発射できる)」
3:直線軌道のみ確認
(実際、直線軌道のみでした。
戦闘前なら決めつけるのは良くないですが、
可能性の話をしだしたら、きりがないので 今回は直線軌道のみだと
賭けたのかもしれません)
4:鎖展開後、残すか消すか選択できる
説明の部分は、ヨハンからの情報なので信用できませんが、
ヨハンからしたらメリナ様達は神下勅廷でクラルテさんと合流できない…
と思いこんでるので、情報の信憑性は高いはずです。
戦術面で大事なのは1です。
外典3話でメリナ様はご自身の幼少期の記憶が無いことをクラルテさんに話しています。
メリナ様はご自身を捨て子と決めつけてますが、
クラルテさん程の知力で、教会に関係なく客観的に見れるなら
「もしかしたら、メリナは楽園の民なのかも?」
という発想に行きつくはずです。
根拠? 私程度で考えつくことがクラルテさんに考えられない訳がない!
からです。
凄く納得できる根拠だと思います。
もし この仮説があっていた場合、メリナ様は触れた瞬間アウトです。
そもそも、こちらを殺しにきてる奴が放ってきた未知の物を触れる時点で悪手なんですけどね。
戦闘は失敗=死
なので、最悪を想定して動くのが基本です。
○あのシーンの状況確認
メリナ様がヨハンのエルの鎖での奇襲をわざと受けたシーンの状況を振り返ってみましょう。
まず、正規兵装装備して前線に復帰したメリナ様とヨハンの会話より
私達、「プレイヤー」はメリナ様がわざと被弾したことが分かります。
では「メリナ様以外の西方メンバー」は分かっていたのでしょうか?
詳しく見てみます。
メリナ様がエルの鎖被弾直後の場面を
「外典1話:ヨハン戦 メリナ様達が魔法攻撃の被弾場面」
と見比べていきます。
外典6話↓
↓
メリナ様がエルの鎖被弾直後、アルド君だけ一瞬 気にかけますが、
他のメンバーは心配すらしません。
すぐに皆 陣形を整えようと動きます。
では次に、
外典1話:ヨハン戦 メリナ様達が魔法攻撃の被弾場面
…この場面。
ヨハンがプライ殿の「一瞬で我ら全員を…?」
という疑問にべらべらと答えた後でのロゼッタさんの発言です。
ロゼッタさんはヨハンのセリフ中もずっと、メリナ様のことを心配しながら、メリナ様を攻撃したヨハンに対して怒っているんですよね。
(私みたいなメリナ教信者も同様な反応をすると思います。
ヨハン、ユルサナイ…ゼッタイ…)
この比較で分かると思いますが、メリナ様達皆がメリナ様が初手で被弾するのを想定してないなら、6話で心配しないandすぐ行動、は出来ないはずなんです。
つまり、メリナ様達はヨハンが初手で誰を狙ってくるかが分かっていた事になります。
○メリナ様達のヨハン初手予測
まず第一にメリナ様達は結晶塔頂突入前に確実に対ヨハン用の作戦を組み立てています。
なぜなら、ヨハンとの対峙時に既にミストレアさんが狙撃の為潜伏していたからです。
ロゼッタさんがいるので、作戦考案時にヨハンの心理や行動を
予測してもらっているはずです。
(個人的にですがロゼッタさんはメリナ様達と比べ戦闘経験がない為、
戦闘中に心理分析をすることはできないと考えてます。
できるならヨハンに出し抜かれないですし。
ただ、普段の落ち着いてる状況なら心理分析は確実にできます)
その際にヨハンが初手で誰を狙ってくるか予想でき、皆で共有できるのです。
実際にあの状況でなら、どのように予想したのかを考えてみます。
まずメリナ様達は情報共有によってヨハンの性格をみんな理解しています。
そして先程のメンバー合流前にクラルテさんがエルの鎖の説明を受けたシーン…
この2つから →人数差もある為、ヨハンが初手で奇襲してくる可能性が高い
→初めはクラルテさんの意思を聞くため会話から始まる
→会話途中でも攻撃(奇襲)してくる
と奇襲についてある程度予想できるはずです。
では次に誰を狙ってくるか…
ヨハンにとって奇襲をすることのメリットを考えていけば分かってきます。
ヨハンからしたら、この人数差なので初手の奇襲で確実に1人は倒しておきたいところ。
一人減るだけでも、ヨハンは戦闘で楽になります。
そして倒した場合、戦力ダウンを狙え かつ メリナ様達を動揺させ 次手の行動を鈍らせるのがベストです。 ここまで狙ってこその奇襲です。
この心理を踏まえたら誰を奇襲するか予想できます。
ミストレアさん→ いないから狙えない
アルド君→ 能力が未知数。奇襲で倒せるか分からない
クラルテさん→ 神の器にする為、なるべく傷つけたくない
エルの鎖を見られている
残りは
メリナ様、チルリルさん、プライ殿、ロゼッタさん
この内、メリナ様とチルリルさんは実力を兼ねそろえた、奉仕部隊の部隊長であり 普段から部下を指揮し前線で戦っています。
作戦考案者…もしくは前線指揮者を倒せば西方メンバーの戦力ダウン、動揺を狙えます。
あ、ちなみにヨハンはミストレアさんがいないことでメリナ様達が作戦を立てている事に気づいています。
初めの会話時に後ろ向いたりして、わざわざ確認&予想してますね。
今回も普通に考えた場合、メリナ様かチルリルさんが作戦考案or前線指揮
をしてる…となる為、奇襲で狙うのはこの2人です。
そして最後。
ヨハンは教団メンバーの記憶を覗いてるため、チルリルさんがよく
「プライ!盾になるのだわ!」
と言ってることも、プライ殿が実際に盾になるよう動こうとしていることも知っています。
もし大事な初手奇襲をプライが受けたら、(申し訳ないですが)
戦力的に見て奇襲最大効果が望めません。
よって、ヨハンが初手の奇襲で狙ってくる人はメリナ様に絞れるわけです。
そしてロゼッタさんならこの予想にたどり着けます。
根拠? 私程度で考えつくことg(ry
ちなみにヨハンはエルの鎖で奇襲してくる可能性が高いです。
理由はクラルテさんにエルの鎖を見られている事とヨハンにあれ以上、奇襲効果を望めるカードがないからです。
○メリナ様の決断と皆の気持ち
メリナ様が初めに狙われる…そうと分かれば皆で守ろうとするはずですが…
メリナ様はエルの鎖の解析がしたいため、
正規兵装という最強のカードを最も効果的なタイミングで出すため、
ヨハンに自分の戦術はうまくいってると錯覚させるためにわざと被弾することを決断します。
勿論、皆この作戦について反対するでしょう。
結晶塔に入る前にクラルテさんに自己犠牲よくないって言ったばかりですしね。
考察の初めでエルの鎖に関して記述したように
メリナ様はわずかながら、楽園の民の可能性がありますし
そもそもエルの鎖自体見てから対処できる速度ではないので、
単純に危険すぎるというのもあります。
それに対してメリナ様は、
と、おっしゃられたように 自己犠牲的な戦い方を止めています。
つまりこの奇襲では絶対に倒れない…
ヨハンがどんな手で来ようとも確実に対処できる自信がある…ということです。
○メリナ様の奇襲対策
メリナ様はどのようにヨハンに奇襲対策をしていたのでしょうか?
私が注目したのは「魔力硬度」と「腕輪」です。
槌ではありません。
まずはその理由から見ていきます。
・奇襲対策に槌を使用しない理由
メリナ様はヨハンに奇襲をさせるために武器の展開が出来ません。
油断してると思わせるために…です。
槌で奇襲を受けるのなら、武器展開するためにいくつかの工程を通過しなければいけません。
以前の考察で使った図を見ていただけると分かりやすいかと。
エルの鎖は発動時間がわずかで、速度も速い為、いくら槌操作が慣れているとはいえ間に合わないのです。
なので、今回は槌を候補から外し「魔力硬度」と「腕輪」にしました。
・「魔力硬度」と保険の「腕輪」
魔力硬度とは外典6話でクラルテさんが言った単語です。
この画像以外で説明も何もない為、私の個人解釈ですが…
魔力硬度とは…
「魔力のエネルギー量」…と考えています。
この画像の場面ですと、魔力を防御にまわした場合、クラルテさんの魔力硬度(魔力エネルギー)の分の運動エネルギーを相殺できる…
ということです。
メリナ様はメンバー内では魔力量は随一ですので、魔力硬度も高く 全てを防御に降った場合、かなり高いエネルギーを相殺できるはずです。
加えて、メリナ様は魔力感知がある為 エルの鎖の発射地点が分かり、
エルの鎖は直線軌道を描くという情報から最適防御箇所までを発射前から見抜けます。
そこまで見抜けばメリナ様の極められた魔力操作能力ににより、瞬時にエルの鎖が当たる場所ピンポイントで、余計なロスなく魔力による防御を集中できます。
メリナ様達からすれば本当にエルの鎖で来るのかという疑問はありますが
昌の精霊を縛っているエルの鎖と同質の魔力をヨハンから感じ取った時点で疑問は解消されます。
ただし、エルの鎖が楽園の民の魔力に対しても効果抜群であるかもしれないので、その場合の保険として「腕輪」を使います。
腕輪ですと、そもそも防具ですし 槌と違い初めから装備してても問題なく、瞬時に防御箇所に持っていく事が出来ます。
加えて楽園ではなくこちらの技術で作られてる物なので、エルの鎖に対しても問題なく性能を発揮できるのです。
まとめるとメリナ様は、感知によりエルの鎖の被弾箇所を特定。
瞬時に魔力硬度を活かした魔力による防御と腕輪による防御を展開。
後はエルの鎖が来るのを待つだけ…といった感じで対処していると考察しました。
○最後に
さて、どうでしたでしょうか?
この約4,000字があの一瞬の裏に隠されている真実(妄想)です。
ちょっと踏み込みすぎましたかね…?
外典6話 VSヨハン戦の考察を進めていた時、戦術的のみの視点で見るとどうしても悪手になってしまうんですよね…
ヨハンも同じように思ったでしょう。
でも残念でした! 相手がメリナ様ですからね!
悪手と思った時点でメリナ様の手のひらの上で転がされていたのです!
私みたいなバカな信者も含めてね!
メリナ様がワザと被弾し戦線離脱した後はチルリルさんがメリナ様の意思を引き継ぎ、戦線維持・作戦展開をしていくわけです。
メリナ様とチルリルさんの間である程度の決め事はあったと思いますが、
メリナ様が被弾してからの一連の流れは一緒に戦ってくれる仲間たちを…
何より自分の代わりに仲間たちを導いてくれるであろうチルリルさんへの信頼が隠れているのです。
チルリルさんの
このセリフは隠れメリチルが隠れていたのです。
あ~エモい…! エモすぎる!!
なんか、ずれてきた気がしますが 私の初めの考察では字数がやばくなってしまう為、戦術的に悪手としか書けなかった部分をやっと書き直せました…!
何だか喉の奥につっかえていた物がとれたような感じです。
6話、伝説の戦闘シーンで書きたかったことを全て書き切る事が出来ました。
外典も残り4話ですが信者も全力でメリナ様達を支援していきたいと思っています。
今回はここらへんで失礼します。
読んでくださった方(いらっしゃれば)、ありがとうございます。
では、神のご加護があらんことを~♪