クイーンカップ
クイーンカップはワクワクする。
牡馬の皐月ダービー出走議席は、8割埋まっている。
議席内の順序だてが先週のきさらぎ賞であり、今週の共同通信杯であったとしても、枠外から議席内へ割り入る可能性は、それほど大きくはない。
その反面、牝馬の桜花賞オークスの議席は、3割も埋まっていない。
有力馬は2歳ワンツーのソダシとサトノレイナス。
ソダシは、パワーに寄りすぎている嫌いがあるし、サトノレイナスも絶対女王というレベル迄は無い。
この二頭以外に当選確定している馬が居なくて、枠外から付け入る隙が有り余っていると感じる。
特に今回のクイーンカップのメンバーには、主役に成り得る素材が何頭もいて、とても楽しみ。
いずれも抽選対象で出走確定していないが、
アールドヴィーヴル
レフトゥバーズ
レッジャードロ
この三頭のうち、少なくとも一頭はG1勝ってもおかしくない、新馬のインパクトが有った。
アールドヴィーヴルは、不良馬場で直線ぶれずに真っ直ぐ伸びた。
血統の確かさからも、能力の確実性はこの中で一番。
春に間に合うかどうか、ポイントはそこだけと思う。
こと、今回のクイーンカップは、休み明けで仕上げてもいなくて、馬券は買い辛いが、忘れな草を勝ってオークスというのが青写真でしょう。本当の狙いは秋華賞かもしれない。
レフトゥバーズは、時計の裏付けがある。
また、グランアレグリアに似た血統構成も後押し。
ポイントは418kgと小さな馬体ということになる。
5月の遅生まれなので新馬当時から成長は見込める。関東馬でもあり、こと今回のクイーンカップ適性という意味では、この中で一番。
もちろん、ここを勝って、桜花賞→NHKマイルというのが青写真。
レッジャードロが勝った中山は割りとタイムが速く出ていたし、52kgの有利さは有った。
口向きが悪く寄れながら伸びた走りは、爆発的というかハチャメチャというか、父親のドゥラメンテを感じた。
中山で最後方。競馬が極端すぎるのは確か。
血統からはダートもOKで、中山向きの可能性も若干読み取れて、少なくとも芝の王道ではない感じは受ける。ニュージーランド→NHKマイルというような牝馬らしからぬ変則ローテーションが似合う。
クイーンカップの馬券的には、
上述の通り、アールドヴィーヴルは未だ早く無印。
レッジャードロは極端すぎてレース適性なく無印。
◎レフトゥバーズ。
ただし、いずれも抽選対象。
○アカイトリノムスメも、時計的な安定感はある。
ククナは前走でも嫌った通り、アルテミスはスローでキレただけ。安定感は無い。
それなら、将来性込みでハッピーオーサムを応援したい。奥のある勝ち方をした。これも忘れな草ローテが似合う。
他にも素質馬ゴロゴロ。
出走確定してから、また悩みたい。