【競馬予想】水仙賞/すみれS/ダービー四天王

水仙賞

トゥデイイズザデイ
ここ勝たないといよいよダービー出走が厳しくなってくる。
絶対的な能力差を見せつけられたセレシオンが出走するすみれSを避け、武豊と共に関東遠征を選択した。勝つかどうかはわからないけど、勝負気配だけなら大一番。

ヴァーンフリート
デビュー戦で感じた勝負根性。
もしトゥデイが前にいて、横山武史が例によって早めに捕まえに行けば競り落とすシーンは想像出来る。
休み明けを叩いた今回で能力全容が見えてくるような試金石的なレース。逆に言えば一番人気だけど絶対的とは言い切れない。

アクアテラリウム
ヨレながらも勝った初戦。やはり血統馬。逃げにこだわる訳でも無いだろうから、もし差しに回れば展開が向くかもしれない。二走目で上向けば、まとめて差しきってもおかしくない。距離が長い可能性もあるけど、わからない。

ロードレゼル
どちらかというとズブく、決手欠けるタイプに見える。距離が向けば、2~5着で安定な感じは有るけど、上位がポカしなければ、勝ちきるイメージまでは無い。

すみれS

セレシオン
ズブさ有るけど強い。距離も向く。
強そうな相手達も多いけど、ここは通過点。

アスクオンディープ
強そうな相手達よりも、この馬の可能性が怖い。初戦はまだまだ温存された脚が、その奥に見えた。
セレシオンが負けるならこの馬の方かと。

【ダービー 四天王】 

イクイノックス
東京スポーツ杯、アサヒを突き放した直線。
アサヒは、トップスピードに乗る加速が速く、使える脚が短い。
そのアサヒと同等以上の加速力を見せた。
キタサンブラックに形容されるけど、それにしては加速力が速い。
ラスト突き放したのはアサヒの脚が無くなっただけという見方も出来るけど、1F:11.4。
自身も止まっていない。
しかも楽勝だったというのだから、まだ奥があるということ。この点が、この馬のポテンシャルを示す最も重要なポイントかと。
ただし距離適正は不明。もしかしたらあまりにもドンピシャに1800mが嵌まっている可能性も有るかもしれない。
皐月賞で、勝つとしても案外小差だったなとか、脚を余したわけではないのにキラーアビリティに完敗したとか、そのような結果もあり得るのかと。能力が見えるレースになりそう。

ドゥラドーレス
セントポーリア賞、直前早めに先頭、押しきる姿はまるでドゥラメンテのダービーのよう。ラスト11.7→12.2と、やや遅いとの見方も有るかもしれない。
だけど、道中のペースが速いし、抜け出して余裕が有ったので、全くバテていない。
勝ちタイム含めてポテンシャルは疑いようがない。何より2着馬は強い。
血統からは母方のダンスインザダークが強調されているので、1800mは距離が短いかもしれないと思っていたけど完勝したから、強い。同じ理由で毎日杯の阪神1800mは向いているとは思えないけど、無事クリアすれば、ダービーでは距離が向く可能性が高いことは馬券買う上で覚えておきたい。

キラーアビリティ
初戦は前有利尚且つ内しか伸びない馬場。最後は諦めて追っていない。
次の小倉の未勝利戦レコードで11.8→10.8。
萩ステークスクビ差負けは騎手の差だけ。まれに見るような、道中の下手っぷりだった。
そしてホープフル。まさに完勝。
緩まない一貫ペースを、好位置につけて、やや早いかと思われるタイミングで抜け出し、中山向きと思えたジャスティンパレスを完全にシャットアウト。
アグネスタキオンの強さを彷彿とさせるレース。真骨頂はスローからの切れ味勝負ではなく、こういうレース。
その意味では、ダービーコースが本質的に向いているとは言えないかもしれない。

ダノンベルーガ
休み明けの二走目で、尚且つ追い切り本数の足りない緩い仕上げで挑んだ共同通信杯。2着なら上出来と思えたが、勝ちきった。
馬場状態が悪かったとは言え、見た目の鮮やかさ程は、ラップ的にそれほど優れたレース内容ではなかったと感じる。
その走りはスワーヴリチャードかジャングルポケットか。
究極に仕上げた時の上積みが想像出来ない点が、この馬の可能性。
不安のある右回り。次走は皐月賞なのか、青葉賞なのか、ダービー直行なのか。
皐月賞なら仕上げてこない。なら使う意味は有るのか?
青葉賞はダービー勝ち馬が出ていないレース。高速馬場の東京2400を連チャンするローテーションが厳しいと言われている。常識的にはこのローテーションが落とし所かとは思うけれど。
このローテを嫌うなら、直行でダービーへ挑む可能性も有る。
実現しなかったけどダービーではジャングルポケットがアグネスタキオンを府中適正で逆転すると思っていた。
この馬も、血統的な高速馬場への適正や、走りからも、ダービーコースへの適正は有る。

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