私を構成する5つのマンガ ダイヤのA編
興味深いハッシュタグを見つけたので、参加してみることにしました。
小学生のころに少女漫画と出会い、
中学生のときに少年ジャンプと出会い、
以降漫画大好きな私を構成する5作品をご紹介します。
書いててめちゃくちゃ長くなりそうになったので、1作品ずつ分けていきます。
まずはダイヤのAから。
「ダイヤのA」 講談社 週刊少年マガジン連載
第一部 全47巻 第二部(actⅡ)1~21巻
10代の私を知っている方ならおそらくほとんどの人が、私が好きだと知っている言わずと知れた高校野球漫画の名作。高校生の頃にどっぷりはまり、教室でばらまき、多くのクラスメイトを沼にはめたのが懐かしい…笑
中間テストの直前に読ませた人もいました。今思えば本当に申し訳ないことをしたなあ。
超ざっくりあらすじを言うと、中学最後の大会でその才能を見出され、西東京の名門 青道高校に野球留学をする主人公沢村栄純と、彼を取り巻く高校球児たちの青春ストーリーといったところ。恋愛要素はほぼ0。
おすすめポイントは2つ。
1つめはそのストーリー性。
ほどよく現実味があって、奇跡的で、本当にこんな高校あるんじゃない?と思わせる場面が多々あって感情移入がしやすい作品だと思う。
あと、とにかく泣けるシーンが多い。何回読んでも絶対同じところで泣く。まず1巻、沢村が地元の友達と別れるところから泣けるし、22巻ではキャプテンと一緒に泣いたし、46巻では監督と一緒に泣いたし、アニメでも同じシーンで号泣した。他にもたくさんあるけど割愛。
沢村はもともと感覚で投げるピッチャーで、最初は野球知識が乏しく、先輩たちがいろいろと教え込むので読者も野球の知識がつく。最近ではメジャーで主流の打ち方まで解説してくれる。ていうか最近の高校生はメジャーの打法まで取り入れるのか………そりゃ世界トップレベルって言われるわ……
2つめは、主人公沢村のキャラクター。
沢村の、負けん気が強くて無鉄砲だけど、己の弱さを思い知らされ、己と向き合い、どう強くなるか、時には回り道もしながら努力し、ライバルたちと切磋琢磨しながら、周りを巻き込みながら成長していく姿はまさしく「主人公」。決してセンスがあるわけではなく、ポテンシャルも高くない等身大の高校生が奮闘する様子に、ものすごく応援したくなる。成長を一緒に喜ぶ自分がいる。読めば読むほど魅力が増してきて、彼が背番号1をつけて甲子園で投げる姿を見たくなる。もうそこはほんと寺嶋先生(作者)お願いいたします…!(合掌)って感じです。
今年の夏の甲子園はどうなるか全くわからないけど、わからない分、ダイヤのAで一足先に高校野球を楽しむのも手かと思います!アニメでも可!むしろ野球をあまり知らない人は、アニメで動いているところを見る方がいいのかもしれません!ちなみに声優さんがめちゃくちゃ豪華なので、是非高校生とは思えないイケボも堪能しちゃってください……!
というわけで第1弾、ダイヤのA編でした。
次は「ハイキュー!!」編です。
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