2025シーズン、「静岡ダービー」が藤枝MYFCに必要な理由。

J2リーグ3年目の今年。
いよいよクラブとしての本気度が試されるシーズンがやってきました。
もっとハッキリ言ってしまえば「J1昇格が目標のクラブ」なのか「J2残留が目標のクラブ」なのか。
それが問われる一年です。
だからこそ、今年はジュビロ磐田さんとダービーがしたい!
スタジアム周辺だけでなく、人が動くことによる生まれる近隣地域を含めた経済効果。
降格、そして監督交代の磐田さんと残留3年目、そして監督5年目の藤枝という対比。
さらには『ヤマハ発動機対藤枝ブルックス』という歴史を紐解く事で生まれる静岡県サッカーカルチャーへ深まる造詣。
挑むなら、このタイミングしかない! 



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まず、経済効果についてです。
同じ県内での戦いになるため、アウェイサポーターも観戦しやすい環境となるダービー。
ようやく10,000人収容のスタジアムに改築されたばかりの藤枝MYFCにとっては集客の目玉として磐田さんとのホーム戦は是が非でも満員札止めの状態にしておきたいところ。
歴史が深く知名度も高い磐田さんの力を借りない手はありません。
さらに、静岡県は圧倒的な車文化のため、藤枝磐田間も車でのアクセスが見込まれます。
そのため、スタジアムや駅周辺だけでなく、ロードサイド型店舗への需要も高くなるでしょう。
県内を代表する飲食チェーン店『五味八珍』『さわやか』などに協力してもらうことで大きな話題を生み出すかもしれません。
こうした取り組みは県内勢対決ならではの仕掛けとなるため、イベントとして多くの人を巻き込める可能性を秘めています。


また、今の藤枝と磐田さんの状況が面白い構図になっていることも見逃せません。
横内監督が退任し、新たにハッチンソン監督を迎え入れた磐田さん。
選手の大幅な入れ替わり。
そして、J1に定着するための組織作りのため大きな変化が予想されます。
一方、藤枝は2年連続J2残留。
順位は一昨年12位、昨年13位と中位に甘んじています。
しかし、須藤監督を中心とした組織は継続しており、今年はいよいよ「初心者マーク」を剥がさなければいけません。
「伝統と革新の両方を目指しながら結果が求められる磐田さん」と「『現状に甘えるのか、高みを目指すのか』という強い決意が求められる藤枝」。
磐田さんが勝って、序列を示すか。
藤枝が勝って、序列を変えるか。
このタイミングで勝利を掴むことが出来るか否かで藤枝MYFCの未来が決まります。
だからこそ、その日を盛大に煽って欲しいです。


また、ダービーは静岡県サッカーの歴史を振り返るという意味でも非常に大きなイベントとなります。
現アビスパ福岡の前身である中央防犯藤枝はヤマハ発動機と1993年にジャパンフットボール1部で戦っています。
直接クラブとしての関わりはありませんが、やはり藤枝サッカーの歴史を語る上では欠かすことが出来ない試合。
しかし、この試合について詳細を知ることが出来る資料はこの膨大な情報が溢れるインターネットを使っても調べることが難しいです。
そのため、「藤枝MYFCとジュビロ磐田さんの一戦を『ダービー』として行うことによって、その歴史をまた鮮やかに甦らせることが出来るのではないか?」
そして、「その歴史を後世に語り継ぐことが出来るのではないか?」と考えました。
歴史には連続性があり、ある事象については必ずその間に何かしらの事象が存在します。
そして、それはサッカーも例外ではありません。
時代背景にはどんな物語があったのか。
当時の静岡県サッカーはどのような立ち位置にあったのか。
それを振り返ることは静岡県サッカーの強さを取り戻すために必要な作業です。
そのきっかけとして新たなダービーを生み出すこと。
それはまた新たな歴史を生み出すことに繋がります。


シンプルな観客動員の増加、観客の車移動と連動しロードサイド型県内飲食企業を巻き込んだ宣伝活動。
2025シーズンにおいて、クラブの置かれている立ち位置が生み出すストーリー性の高さ。
歴史を紐解くことで生まれる新しい歴史。


そして、何より、「本気で」ジュビロ磐田さんに勝つための努力を惜しんで欲しくない!
これからますますクラブ間の格差は広がっていきます。
一年でも早くJ1へ上がらなければ可能性は年々減っていくばかりです。
だからこそ、このタイミング!
序列を変えて未来を掴め!!



最後まで読んでいただきありがとうございました!
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