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奇跡を導く軌跡。

2024年10月5日土曜日
明治安田J2リーグ第34節
ホームいわき戦
1-1の引き分け


両チームの異なるストロングがぶつかるベストバウト。
エースのゴラッソが土砂降りの藤総を揺らしました。
しかし、まだ足りない!
蹴球都市から蹴球王国へと躍進するためには!!



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立ち上がりからペースを握る藤枝MYFC。
危ないシーンを作られても、そこから何度もいわきさんゴールに迫ります。
そして、そこから生まれた矢村選手のスーパーゴラッソ!
後ろ向きの球を、まるでダンスをしているかのように仕留めるシュートは誰にも止められない今季ベストゴール級の美しさでした。
しかし、後半からは土砂降りの雨で普段の藤総からは考えられないピッチコンディションに。
鹿島戦でも持ち堪えていたことを考えると、駐車場へ水が侵入して車が水没することを懸念したと考えられます。
お客さんへの配慮。皮肉でも何でもなく素晴らしいです。



もう後半はああいうふうに(ピッチが)田んぼのような状況になって、われわれのサッカーが皆無に等しい状況。逆にいわきの土俵になってしまった。これは天が「まだまだだぞ」と言っているのかなと思います。選手やスタッフを責められることじゃないと思いますし、もちろんあのロングスローからの失点というのは避けなければいけないですけど、それまでにしっかりとセットプレーを含めて相手のストロングのところを体を張って守っていて、われわれのストロングが出せない状況で何も悲観することはないのかなと。ただ悲観することと言えば、前半にもう1点取っておきたかった。ここだけに尽きるかなと思います。

J公式須藤監督インタビュー

--前半はほぼ藤枝が主導権を握っていたと思いますが、その辺の感触はいかがですか。
だからこそ、もう1点というのが絶対に必要だったと思うし、1-0で勝っていて支配していたからこそちょっと怖いなという思いもありました。後半は予想外ではありましたけど、ああいう展開でも(失点)ゼロに抑えるということは不可能ではなかったので、そこは自分たちの詰めの甘さもあったし、本気で覚悟を決めたチームの戦いというのをもっと見せられたら良かったなとは思います。誰も手を抜いていないし、走っていましたけど、だからこそ本当に勝ち切りたかったですし、前半にもう1点取りたかったですし、守り切りたかったです。そこは本当に負けよりも悔しい思いです。

J公式矢村選手インタビュー

--前半はほぼ藤枝の流れだったと思いますが。
そうですね。でも後半になって、あのピッチ状態になって、中でも外でも「割り切るしかない」と言っていて、しっかり守り切って勝とうというふうに統一できていたので、1-0で勝ち切れれば本当に最高の終わり方だったんですけど……そこかなと思いますね。失点のところも、すごくニアに密集している感じがあって、こぼれたところやファーのところでも(相手が)何枚か余ったりしていたから、そういうところまで最後にしっかりと状況把握ということができれば、また少し変わったのかなと思います。これは本当に結果論なんですけど。

J公式川島選手インタビュー


監督と選手のインタビューを読んでみても分かるように、後半は「割り切った戦い」に終始した藤枝MYFC。
「そこが相手の土壌だとしても守り切る」という力強い魂を見せた試合でした。
そして、その藤枝MYFCから勝ち点1をもぎ取ったいわきさん。
本当に強かったです。
こんな強いチームと同時昇格出来たこと、嬉しく思います。

いわきからたくさんの方が来ていただき、雨の中最後まで選手を後押ししてくれて感謝しています。前半は藤枝のパスワークをケアして練習してきた、中を閉めることをやっていきましたが、梶川(諒太)選手の動きに引っ張られてボールに対しての反応の緩さがありました。失点の形は矢村(健)選手の得意な状況を生み出してしまった。

後半に向けて選手には「藤枝のほうがボールに対して執念がある。後半絶対に取り返せ」と伝えて送り出しました。後半はグラウンド状況を見て、思い切って勝点を取るためにパワープレーで戦って、前をハイタワーにして[4-1-5]みたいにして割り切って戦いました。高さでわれわれが優位になると思っていました。前半の内容を悔やんでいます。

J公式田村監督インタビュー

--グラウンド状況に左右される試合展開だった。
後半は天候が悪かったので割り切るしかなかった。同点に追いつけたことはプラスに捉えるしかない。前半の失点シーンというより、前半そのものが悪かった。戦術というより、全体の雰囲気とか出足とかで相手のほうが勝っていた。ハーフタイムにもっとそういうベースのところで負けないということが話として上がった。

J1公式山下選手インタビュー

--勝点1では物足りないという雰囲気は普段から出ている?
(プレーオフ進出を)狙える位置ではあるし、一方で勝たないと厳しくなる状況なので、勝利しか求めていない。前半の試合展開を思うと1ポイントを拾えたことが大きい。

J公式五十嵐選手インタビュー


しかし!藤枝MYFCも負けていません。
「もしもピッチコンディションが保たれていれば…」と思わず考えてしまうほど、いわきさんに脅威を与えていました。
そして、この脅威は残りの4節に必ずポジティブな影響を与えます。
勝ち点60という目標は達成出来ませんでしたが、PO圏内進出が不可能になった訳ではありません。
そして、クラブ関係者の誰もがJ1昇格を諦めていません。
むしろ、サブ組の台頭がチームを活性化させて、面白くなってきました。
最終盤の藤枝MYFCから目が離せません!


悔しい負けや引き分けがクラブをもっと強くさせる!
熱く戦い、健闘を讃え、悔し涙に泣き濡れる。
そんな風にして、俺達蹴球都市の住人はクラブと共に前を向く!
2024年、仲間と過ごした素晴らしい時間。
それを信じ抜け!守り通せ!!
奇跡を導く軌跡は俺達が創る!!



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