伸び代しかないもんで。

2024年10月26日土曜日
明治安田J2リーグ第36節
ホーム千葉戦
2-3。
大逆転負け。

まざまざと見せつけられた「昇格への執念」。
俺たちは“まだ”弱い。
だからこそ、伸び代しかないもんで!!



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この日は収穫と課題が共に大きな試合でした。
その中でも一番鮮やかだったのは「浅倉選手の先制点」です。
思えば、シーズン序盤から決定的な場面を何度も演出していた浅倉選手。
しかし、バーに嫌われるなどなかなか運が巡ってきませんでした。
そんな中、相手の股を抜く素晴らしいシュートで先制点を決めることが出来たのは大きかったです。
そのアシストをしたシマブク選手の倒れ込みながら送ったラストパスも魂を感じました。

直後に追加点を決めた矢村選手も見事でしたが、このゴールは相手の心を折るどころか寧ろ燃え上がらせてしまいました。

彼らがGKを含めてビルドアップしてくることも、クオリティーがあることも分かっていましたけど、彼らは90分の中で必ず2回か3回、決定的なミスにつながるプレーがあるので、やっぱり簡単には下がりたくないというのもありました。

J公式小林監督インタビュー

「ポゼッション不利」と言われて久しい現代サッカーにおいて、わずかなミスを逃さなかった千葉さんの強かさ。
ここに敗因の全てが集約されていると言っていいでしょう。

前半は、あの失点以外はほぼパーフェクトなのかなというのがありますけれども、あの1失点で相手が息を吹き返してしまったのかなと。だからこそ、3点目が取れるチャンスがあった中で取りたかったかなと。もちろん2-1になっても、後半しっかりコントロールするということはしなければいけないんですけれども、まだまだその力が私も含めて足りなかったのかなというのはあります。

J公式須藤監督インタビュー

選手だけでなく、後半も有効な対策を打ち出せなかったスタッフ陣も反省材料の残る試合となりました。
「サイドから来る圧力の高い攻撃を多人数で止めようとしたところに中央からの飛び出しでやられる」というケースで2失点は明らかにこちらのデフェンスパターンを読み切ったもの。
これに対して何かしらの対策を打って出れなかったのは悔しさが残ります。

セカンドを拾われて、押し込まれて攻め続けられて、相手のペースになってしまったと思います。そうなると僕らも下がらざるを得なくて、カウンターを打てない状態に持っていかれて……本当に悔しいです。自分たちがもう少し質の高い守備と攻撃をもっと見せられていれば、前半のうちに畳みかけられていれば、勝てた試合だったと思います。

J公式シマブク選手インタビュー

このシマブク選手の言葉がすべて。
勝ちたかった…!


しかし、この悔しさは確実に来季へと繋がります。

セレモニーで社長、監督、キャプテンから語られた「悔しさ」と「力量不足」という言葉。
特に、杉田キャプテンから語られた「批判を覚悟で言いますが、今日の試合を見ていても、出ていない自分が言うのもおかしいかもしれませんが、まだ強い集団にはなりきれていないと感じることができる試合だったと思います。」という言葉は、重さを感じるものでした。
勝ち切るために必要な技術とフィジカル。そしてメンタリティ。
これらを積み重ねること。
J2、2年目にして確かに感じたこのリーグの過酷さ。
しかし、その頂は手の届かない場所にあるわけじゃない。
2025年に向けて顔を上げて、戦っていきましょう。


さあ、次節はアウェイ岡山戦!
相手は死に物狂いで勝ち点3を奪いに来る!
ここで試される「強い集団に必要な力」
俺たちは“まだ”弱い。
だからこそ、伸び代しかないもんで!


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