【牧師エッセイ】毎日を愛で満たすためにできること
娘が使っている哺乳瓶に「Your smile makes every day full of love.(あなたの笑顔が愛に満ちた毎日をつくる)」というメッセージが刻まれていました。
(※英語が苦手なので訳は雰囲気です)
調べてみると、製造元のPigeon社は企業理念に「愛」を掲げており、次のような創業者の言葉が続けられていました。
聖書が初めて日本語に訳されたとき、「愛(アガペー)」は「御大切」と訳されたそうです。
イエス・キリストが伝えた神様の愛の実態は、日本語でいえば「人が人を大切にする心」であると表現されたのです。
Pigeon社創業者の仲田洋一氏は、このような愛の本質に気付いていたのかもしれません。
私たちが誰かを愛していること、大切していることを伝えるための最もシンプルな方法は「笑顔」を向けることであると、この哺乳瓶のメッセージは教えてくれます。
そして聖書は「神は愛です(第1ヨハネの手紙4章16節)」と語っています。
つまり、誰よりも神様が私たち一人ひとりを「御大切に」してくださっていることを、聖書は語るのです。
その目に見える証として、神様はイエス・キリストを私たちのもとへと送ってくださいました。
私たちが愛と笑顔に満ちた関係性に生きることが出来るようにと、誰よりも神様が願い、私たち一人ひとりを愛へと押し出しておられることを、ここから受け取りたいと思います。
私たち一人ひとりの笑顔が誰かを愛で満たし、落ち込んでいる心を励ますものとなるように祈りつつ、笑顔を絶やさない毎日を過ごしたいものです。