先日テレビでは、またトトロがやってましたね。
もうどれだけ見てきたことでしょう?
もう飽きるほど見てきたし、なんだったらセリフすら覚えてる。
でもなぜでしょう?
やってると見ちゃうんだよね〜。
今回はタイミング的に、ちょうど妻と喧嘩したちょっと後ぐらいに見たので、妻に対しての感謝だったり、もっと事前にサポートできていたらな、というような、「俺はダメな人間だ」「妻一人幸せにできない」みたいな精神状態で見ていたので、なんだか新しい目線でトトロを見ることができたんです。
こんな見方は初めてでした。
後々調べてみると、トトロをそう見ていた人が、まぁ多いこと多いこと。
立場によって、いろんな見方があるんだなって、ほんとに思いましたね。
今回スポットが当たるのは、お父さんとさつきちゃん
そう、この二人は、
です。
では見ていきましょう。
お父さん
どうでしょう?
完全なワンオペ夫ですね。
尊敬します!
劇中では、朝寝坊してさつきに謝るシーンもありますが、家族のため、妻のために、決して完璧ではない日常のリアルが伝わる場面ですね。
さつき
なるほど。
お父さんが仕事で遅かったりすることも多くありそうだったから、実質は夕飯の対応だったり、洗濯の片付けなどは、さつきがやることが多そうな気がするね。
上の考察からも思うけど、ヤングケアラー、ワンオペ夫 だからと言って、トトロの世界観では、周りのサポートが手厚いってのが、現代と違うところだね。
おばぁちゃんはメイの面倒見てくれるし、メイが学校行っても、託児所以上に同行できるし、好意で電話も貸してくれて、さらに折り返し先にも指定させてもらえてるしね。
タツオが家でテレワークしてても、周りは安心して子供が遊べる環境で、めちゃくちゃ危険はないよね。
(トトロの存在をどう捉えるかはいろいろありそうでわかりませんが。。)
致し方なくのヤングケアラー、ワンオペ夫だけど、地域がそれを認知してフォローしているところは、すごく自然な感じに見えたね。
いやぁ、ジブリ作品は、なんだかんだ定期的に見ちゃうけど、いつも発見と学びがあるなぁ。
今回もなぜか見入っちゃった。