蓮舫議員と「高卒」発言報道で思うこと

最初に書いておきますが、立憲民主党も蓮舫議員も支持していません。

しかし、彼女の発言は不適切だったのでしょうか?

現在の日本において、大卒と高卒ではキャリアの違いとなっているので、経済的な理由で卒業ができないと不利益になるのは事実です。

彼女は謝るべきではなかった。
この判断能力が好きになれない理由なのですが、今回は悪意が酷すぎる。

マスコミは知らなかったでは済まされないし、何故、そういう声が大きく聞こえないのかが不思議です。

マスコミには、揚げ足をとるよりも、本来の議論の中身に注目してもらいたいと思います。

議員も揚げ足取りばかりせずに、政策で争って頂きたい。

僕個人のことを申し上げれば、大学は偏差値の低い大学でした。
両親が、「社会にでるモラトリアムとして、行ってこい。」と言ってくれました。
それでも、大卒です。

確かに、大学は勉強以外にも学ぶことが多かったと思います。
アルバイトで社会を疑似体験できました。
友人と議論をして、多様な価値観に触れられた、良い時間だったと思いました。
金銭感覚も勉強できたと思います。

一方で、奨学金の返済に困る人達も居ます。
身の丈に合った学歴という考えもあるのかもしれませんが、才能を活かすことができない人が多い社会が発展するのでしょうか?

社会に格差があることは、資本主義の必然だとは思います。
フラットな平等を目指す社会には反対ですが、既得権益者が新たな権益者を排除する様な社会は、変えていくべきだと思います。

傲慢な言い方をすれば、高学歴でも会社で役に立たない会社員を何人も見てきました。
適正がこの職種ではないのではないかな?と思うことがしばしばあります。
少なくとも、高学歴の方々は勉強する(インプットする)能力は高いのです。

高卒であろうと、中卒であろうと、能力を適した場所で十分に活かせる社会になって欲しいものです。

参考
ヤフーニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/tateiwayoichiro/20200509-00177505/

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