加地亮
10月23日
元日本代表の加地亮さんが文教大学第3グラウンドに登場した。
小学生の頃に画面越しに見ていたサッカー選手と対面できて、素直に嬉しかった。1サッカーファンとして。
このような機会を頂いた事に心より感謝申し上げます。加地亮さんをはじめ、安達さん、よしさん、そして若田さん、本当にありがとうございました。
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加地亮さんと言えば、Jリーグ屈指のサイドバックとして活躍し、ドイツW杯にも出場した選手だ。
当時小学1年生だった私は、眠い目をこすりながらドイツW杯を見ていた。
特に日本対ブラジル戦は印象的だった。
当時のブラジル代表は、ルシオ、カカ、ロナウジーニョ、ロナウドなど、名だたる選手がいた。
そんな相手に日本が先制した時は、眠気が吹っ飛んだのを今でも覚えてる。
あの大舞台で日本を代表して戦っていた方のお話を聞けたのは貴重な体験だった。
そこで、今回は加地さんの話を聞いて感じたことを述べていこうと思う。
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まず話の内容の前に、加地さんの放つオーラが半端なかった。
座る姿、落ち着き、話すトーン
全てがかっこよかった。
大人の余裕とはこのことか。
あのオーラは、プロになる為に努力した学生時代やプロ生活約20年での経験から来るものだと感じた。
彼の話す言葉は心に響き、スッと入ってきた。
数多くの試練を乗り越え、大舞台に立ってきた人間の言葉は、重みが違う。
こんな大人になりたい。かっこいい。
話を聞いている時に何度思ったことか。
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そして、11月3日に入れ替え戦を迎える私たちに、
「一発勝負や勝負どころで勝つためには?」
この答えを教えていただいた。
「普段通りのプレーをすること。」
これが答えだった。
よしさんにも同じような言葉をかけていただいたが、やはりこれに尽きるのだろうか。
短期間で劇的に上手くなることはないと思うし、何かが変わることはないが、
本番でいつも通りのプレーができるだろうか。
それができれば、おのずと勝利は近づいてくると思った。
そのために、100%のパフォーマンスを当日出すための準備をしなければならない。
練習で精一杯の力を発揮することだけでなく、ピッチ外でも、体のケアや食事にも気を使っていきたい。
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今回加地さんのお話を聞ける貴重な機会を頂いて、有意義な時間を過ごすことができた。
これを今後の人生に役立てることが、この機会を作って頂いた方々への恩返しだと思う。
そしてそれ以上に、11月3日に入れ替え戦に勝つことが加地さんやよしさんへの恩返しだ。
入れ替え戦まで残された時間は少ないが、
当たり前のことを当たり前にやる。
それが1番の勝利への近道だと思う。
必ず勝って、サッカー人生史上最も熱い時間だったと胸を張って言えるようにしたい。