お店にはお花があったほうがいいと思う理由
こんにちは。福岡で小さな自家焙煎コーヒー屋をやっています。
お店にはお花を置くようにしています。
お花が枯れれば、新しく買って活けます。
お花があるせいで、お金はかかるし、お水を変えたり手間もかかります。
『お花は悪い気を吸ってくれるからいいよね!』とみんな言います。
お花は悪い気を吸ってくれて、枯れる。
枯れない造花は?
やっぱり造花は悪い気を吸えないのかな?
やっぱりが何のやっぱりか分からないけど笑
思いつく違いと言えば、造花には埃がかぶっても見逃しちゃってて、
生花が枯れると、さすがに変えなきゃかっこが悪いので買い替えることかなぁ。
見れてないときなんてあっという間に枯れてしまって、買い替えのためにお金がかかってしまう。
経営的には、ないほうがいいコストです。
そう、お花って、お店運営するのに 大切 から最も遠いところにある。
お金も手間もかかったあげく、売上高への貢献はあるのかないのか分からない。
悪い気を吸ってくれるから。って理由だけで買い続けるの、どうなんだろ?って疑問に思い始めたときに気づきました。
お花が長くきれいなとき。
お花の水やりや手入れが出来てるときって、仕事はほとんど終わっていて、心が落ち着いていて、頭が整理されている。
コーヒーのこととか、納品書とか、経理とか、お店運営のたくさんの仕事のなかで、最も売上に関係のない、お花の手入れにまで、手も頭もまわっている。
お花が短命ですぐ枯れていくとき。
仕事が溢れていて、こぼれてて慌ててる、雑になっているとき。
そうか。
オーラのような 悪い気 が 良い気 に 廻る。
というのがお花の力であるわけじゃなくて
働いている人の気が回る。
のがお花の力かもしれない。
あると華やか☆とかは言わずもがな。
経営、売り上げを上げるということからもっとも遠い お花が元気で綺麗。ってことは、それより近いところの仕事にはほとんど気が回っている。
お花枯れてるよ?お花に気が回っていないよ、どこまで気が回っていないの?
現状をお花から自分でチェックすることが出来ます。
これが、私がお店にお花があったほうがいいと思う理由。
先日、一本の傷付いたガーベラがかわいそうだからって、お客さんが追加でガーベラを買ってきてくれました。
私は御礼にお返しに、とても小さな花束を贈りました。
気だけじゃなく、お花も想いも回った日。
お店にお花、オススメです。