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私自身の役割は?と考えることを辞める
農業に興味を持ち始めたのは高校1年生の時。
そこからどんどん派生して、「食」「種」「暮らし」「農福連携」「貧困」などにも関心が広がった。
その過程のどこかで、私は自分に問い始めた:私のこの世界における役割って何なんだろうか?
限られた命の時間で、自分が成せることを全力で成し遂げたい。
オランダの大学を卒業して帰国して、私の帰国を待ち望んでいた沢山の方に「サキちゃんはこれから何やるの?」「サキちゃんは、絶対に日本の農業を変えるね!大物になるよ!」と言われ、ますます自分に尋ねた。
それが負担になっていたわけではなく、むしろ私に期待し私を応援してくださる方がこんなにも沢山いるんだ、と励みになった。
その応援してくださっている方の一人がオンライン会議で、ある日私が元気がなさそうにしているのを気に掛けて、メッセージを送ってきてくれた。
私自身、元気がないつもりはなかったのだけれど、とりあえずその時心に会ったことを共有してみた。
![](https://assets.st-note.com/img/1683023260510-Nh6UD9qkhA.png?width=1200)
頂いた返事を要約すると
「いろいろ悩むところはあると思うし、社会をよくすることや誰かの役に立つこともとても大切だとは思うけれど、やっぱり一番はサキさんが心のままに笑顔でいられるか、だと思う。だから、サキさんが笑顔でいられるなら何でも応援します」
ここでちょっと、ヒントをもらった気がした。
そして先日の長野・4泊5日車の旅で、オラクルカードを使ったカードリーディングをする機会があった。問いを一つ立てて、4種類のオラクルカードセット200枚弱?の中から一枚を引く。
私は、こう尋ねた。
この世界における私の役割を教えてください。
カーペットにバーッと広げられた沢山のカードから、何となく優しく私の手を引き寄せた一枚があった。
それが、金山毘古神(かなやまびこのかみ)。
頂いたメッセージは、こんな感じ。
日常を整えること、五感を磨くこと、生活を心から楽しむこと。
引いたカードの意味・メッセージを、隣に座っているの方に読んでもらうシステムだったのだが、それを聞きながらなんか涙が出てきそうだった。
これ、帰国してから、特にお世話になってる方数名から聞いていること。
そして、頭でっかちになりがちな私が、最近特に大切にしたいと思っていること。
念押ししてもらえた。これでいいんだ。
役割って難しく考えなくていいのかもしれない。
応援や期待は嬉しく受け取りエネルギーにしつつ、何にも縛られずに動く。
特に、自分の中の「こうしなくちゃ」という想いから解放されて。
自分の感覚や知的好奇心を信じていれば、なるようになるさ。