「身の丈」の話
「身の丈」の話
身の丈にあったという言葉があります
身の丈とは自分の身長のことです
例えば、身長が160センチなのに、どんなにモデルさんが着ていて素敵だからと180センチサイズの服を着てもダブダブで素敵とはならないですよね
身の丈に合うとは、無理せずに自分に合うことをしましょうということだそうです
しかし、使い方を間違えると上から押さえつける上から目線の言葉になってしまいます
よく遭遇するのが、見かけだけでも大きく立派に見せようとする虚栄心からのふるまいや着飾り、言葉使い 知識を振り回す行為
本来は、「自分の能力を過大評価も過小評価もせずに、見栄をはることもなく、そのままの自分を受け入れる」
ということだそうです
では、
そもそも、自分の身の丈とはどうやって決めているのでしょうか
わたしは、過去の感情体験と思考体験から、自分にはこんなところがお似合いだという”思い込み”では無いかと思っています
つまり、自分で枠を決めているということではなかろうかと
ここでもう一度、前出の言葉を考えてみたいと思います
”自分の能力を過大評価も過小評価もせず ”
本当の自分は、いま置かれている状況は状況としてありますが、そこへ囚われないとすれば、どれだけ自由で、どれだけの可能性があり、どれだけの才能がまだ出し切れていないのでしょうか
”見栄をはることもなく、そのままの自分を受け入れる”
誰かと比べることで競い合うことがでてきて、その先には勝ち負けが出てきて、上下を創り出し、マウント・支配がでてくる
そうやって、自分のこころに仮面をつけ、息苦しさを感じ始めると思うのです
”そのままの自分”とは、実はまだ認識できていない、もっと大きくて、素晴らしくて、愛らしくて、自由で、健やかで、心軽い自分ということだと思います
自分の重荷となっていることを、1つひとつおろしていって 赦す、委ねる、感謝へとつなげていけば、今よりもっと素敵な人生を送れるようになると信じています