私が骨折なんてするわけない!
2月20日。朝。
いつものように家を出る。
いつものように相変わらず狭い歩道をスピードあげて走る電動自転車。
いつものようにながらスマホの人たち。
同時に向こうから来たこの人たちを避けようと左へ寄った。
その時、歩道と車道の境目、斜めになったところに塗ってある
黄色の塗料で足がすべる。
とっさに頭をよぎる。
このまま滑って転んだら車道に出て車にひかれる。
アシュタンガヨガ歴5年の私の体は年齢の割にしなやかだ。
どんな危険だって回避できる。
この体の柔らかさが大きな大きな悲劇を招いた。
滑る→ヴィーラバドラ・アーサナ(英雄の1)の体勢からの
ウシュトラーサナ(ラクダのポーズ)に近い体勢からの
ヴァジュラーサナ(正座)になったと同時に柔らかすぎる足首を巻き込んで
スプタ・ヴィラーサナ(仰向けの英雄のポーズ)。
多分ここで腓骨と足首関節を骨折。
転んだ時って痛さより恥ずかしさが先にあるのは女子のサガ。
何事もなかったかのように立ち上がる。
・・・・が、大ごとだったようで。
しばらく痛くて歩けなかった。
しかし、「私が骨折するわけない!」ので
足をひきずりながらも職場へと向かった。