見出し画像

リラックスホルモン ~セロトニン~

皆さん、こんにちは!

セドナ整骨院・鍼灸院 公津の杜院の篠原です。

今回は「セロトニン」という身体のホルモンについてご紹介していこうと思います。皆様のお役に立てたら幸いです。

身体をリラックスしていくためには「セロトニン」という脳内ホルモンが重要です。実はあなたの心を緊張させてさせるのは、ノルアドレナリンというホルモンです。ノルアドレナリンは、興奮や不安感に関連しているホルモンであり、そのノルアドレナリンを制御するのがセロトニンの役割です。

画像2

セロトニンが出ていれば、ノルアドレナリンが必要以上に出ず、脳は不必要な興奮や不安を感じなくなります。

セロトニンはリズムホルモンとも言われ、一定のリズムの時に出るのです。電車に乗ると眠たくなると思ったことはありませんか。または、高速道路などを運転していると眠たくなったりしませんか?

電車はガタンガタンと一定のリズムで走ります。これはレールの切れ目を通る音だと思いますがレールが一定なため、ガタンガタンという音は同じリズムで聞こえます。同じリズムを聞いていると、セロトニンが流れてきて、脳の興奮や不安が治まってきます。そのために眠たくなってしまうのですね。

高速道路も一緒で、それを乗り越えるときにバタンバタンという音とともに軽い振動が感じられます。音と同時に身体の感覚としても一定の刺激が入るので、セロトニンが流れて動く神経の働きを抑えられ、眠くなったりするのです。

このようなことは日常茶飯事で起きています。学生の頃は抑揚のない一定のリズムで話す先生の授業に眠くなったり、一定のリズムである波の音を聞いているとリラックスしてくるなどいろいろとあります。

画像1

お経を読むと心が落ち着いてくるというのも脳科学的にいうと、お経は一定のリズムで読みますのでセロトニンが出やすいのです。ですから、眠れない方、もしくは心を落ち着かせたい方は一定のリズムのものを聞いたり、感じたりすることをお勧めします。

体力が回復した時などは軽いウォーキングなども一定のリズムを刻むことになりますので是非、お試しください。お腹から吸って吐く腹式呼吸も一定のリズムで行うため、セロトニンを働かせるのにとても効果的です。

そして、セロトニンはトリプトファンというアミノ酸が含まれるタンパク質が原料になっています。トリプトファンがたくさん含まれている食品は大豆製品です。うつや自律神経失調症でお悩みの方は積極的に大豆製品を摂ることを意識してみてください。


セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院

千葉県成田市公津の杜2-14-1セキードセキ1F

0476-27-3949

公式HP https://ralara.jp/

Facebook https://www.facebook.com/sedona.koudunomori/

Instagram https://www.instagram.com/sedona_kozunomori/?hl=ja

いいなと思ったら応援しよう!