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可能性を感じる連携機能!Illustrator&Adobe Express

おはようございます!
デザイン講師ブロガーのセッジです!

ワタクシセッジは、
Adobe Community Expertの一員として、2024年11月23日に開催された ギークリ ことGEEK CREATORS 2024 TOKYOに登壇しました!

せっかく登壇させていただくのだから…何をテーマにしようか、と考えたすえ、大好きなAdobe IllustratorとAdobe Expressを絡めた内容にしました。

私はAdobe Express Ambassadorでもありますので、Adobe Expressをすこしでも多くの人に知ってもらうということを勝手ながら自らの任務としています。

セミナーなどを行うとき、内容がこちらにお任せだった場合は、積極的にAdobe Expressを取り上げるようにしています。

この記事をご覧になっているあなたも、
もしAdobe Expressのセミナーなど必要でしたらぜひお声がけください!

Adobe Expressとは何か?

Illustratorは、たとえば専門学校入りたての新入生だったりすると、聞いたことないという子もそこそこいるのですが、ギークリに集まる人たちが知らないということはありえません(使う使わないは別として)。

しかし、Adobe Expressは、歴戦のアドビユーザーでも知らない、という人がまだまだいるんですよね。

一言でいえば、Adobe Expressとは、
「誰もが簡単にコンテンツ制作ができる」がコンセプトのブラウザ/モバイルアプリです。

となると「デザイン初学者やノンデザイナー向けなんじゃないの?」とお思いかもしれません。
もちろんそういった方々に向け無料プランがあり、テンプレートやAdobe Stock素材、Adobe Fontsが用意されているので、簡単にコンテンツ制作ができるようになってもいます。

実はAdobe Creative Cloudのコンプリートプランをお使いの方もベテランのデザイナーさんにもメリットがあります。

それはアドビのクラウドストレージやCCライブラリを経由して、IllustratorやPhotoshopのデータを活用できるというコトです。

また、クラウド経由ではなく、デスクトップ上のファイルを読み込めば、これまでに作ったロゴやイラスト、バナー、フライヤー、がオブジェクト/レイヤー単位でAdobe Expressファイルに変換できます。

最近ではなんとInDesignファイルも変換できるようになり、複数のテキストブロックに対しての流し込みテキストにも対応しています。
※ただし、各アプリ固有の機能、字詰め・アピアランス・レイヤースタイルなどは再現できません

全てのユーザーにメリットがあります

ある時、SNSで、
「Adobe Creative Cloudコンプリートプランを契約しているなら、Adobe Expressを使わないともったいないよ」
とつぶやいたところ、
「でもプレミアムプラン使うならさらに課金が増えるんでしょ?」
という返信がついたコトがあります。

いえ、違うんです。
コンプリートプランはもちろん、3280円以上の単体プランをお使いの方は…

なんと、Adobe Expressプレミアムプランが付いてくる!のです。

無料プランだと、使える機能に制限があったり、テンプレート・Adobe Stock・Adobe Fontsの使える数が制限されていますが、

プレミアムプランなら、それらすべてが解禁されます。
これがオマケで付いてきますし、スマートフォンやiPadでも使えますので、ささっと何かを作りたい時に、とても便利ですよ!

大事なことなので

可能性を感じるIllustrator→Adobe Express

「IllustratorのファイルはIllustratorでしか開けない」
何を当たり前のコトを言っているんだ?とお思いかもしれません。

「Illustratorで描いた図形の色や線種・線幅を変えたい」
これもIllustratorが無いとできない…というのが常識です。

現行バージョンのAdobe Expressは上記が可能です。
Illustratorの文字オブジェクトもAdobe Expressの文字レイヤーに変換されますので、
「ベースはIllustratorで作ってAdobe Expressに変換し取引先と共有する」
というコトが可能になります!

より専門的なコトはこれまで通りIllustratorで行いますが、
それこそ線の色や幅、文字修正くらいであれば、デザインのスキルがない人でも修正・変更が可能になるので、クリエイターとお客さんとで共同作業ができるようになるのです。

ベクターファイルの調整が可能

Adobe Expressは「簡単なデザインツール」でもありますが、IllustratorやPhotoshop、InDesignと連携し、かつNoteやWixなど他社サービスとも連携できる、
「クリエイティブハブ」そして「ビジュアルコミュニケーションツール」ともいえます。

あなたもぜひAdobe Expressを使った、新たなデザインの世界を楽しんでみてください。

フルバージョンはコチラ

今回の記事は、AdobeCommunityExprets presents Creative Advent Calendar参加し、私の公式ブログ記事として制作したモノの一部を拡張してNoteにも掲載しています。

ブログ記事の方では、セッションの時間の都合上カットした部分、
カードフレームのアニメーションの設定について触れています。

こちらもどうぞご覧ください!


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