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無題もしくはaikatsuのはなし

初めての記事がこんなタイトルでいいのか。

aikatsuと書いて「アイカツ」と読む。現在放送中のアニメと実写をミックスした新しい番組「アイカツプラネット」に関する投稿や再放送の初代「アイカツ!」関連の投稿についていたりついていなかったりするハッシュタグだ。

ここはTwitterではないのだし素直に「アイカツ」と書けばいいのだけど、私は自分なりの定義から自分をアイカツのファンだと思っていない。

アニメちゃんと見てないし(オンパレードとドリームストーリーのみ完走)物心ついた頃にはいちごちゃん(初代アイカツの主人公)がアメリカから帰ってきたり彼女のよきアイカツ仲間でアイドルで吸血鬼なユリカ様が山羊座の星座ドレスを着てファンを喜ばせたりしていたが、その頃はちゃおにもプリキュアにもアイカツにも、薄い興味しか持っていなかった気がする。

スターズは星のツバサから何となく「このシリーズいいな」と思ったりしていたものの、放送時間も相まって見逃したし録画すればいいのにやり方もわからず頼めずだったので、結局きちんと完走するのはオンパレードまで待つことになる。ユニパレとか行ってないしだいたいグッズ買ってない、いちごミルクの香りのする入浴剤が最初で最後かな?

私なりのファンの定義はいろいろあるが、「何かしらグッズ買ってる」がその一つなんじゃないかなと思う。カレーでもソーセージでもウエハースでもグミでも公式のアクスタでも。(食べものばっかりだな)人に押し付けたくはないけど自分の中ではそうだし、公式にお金出したいな!この商品いいな!と思ったら晴れてそのコンテンツを好きになれた、と昨日の自分に胸を張れる。

というわけで私の定義じゃあ私はアイカツのファンではないかな……?って感じなのだが、じゃあなんでこんな話書いたかっていうと私はアイカツ筐体の、マイキャラのオタクなのだ。あくまで私の定義だし人に押し付ける気はないのでご留意ください。

アイカツというのはアニメであると同時に女児向けカードゲーム筐体を指す言葉でもある。

アニメにでてきたかわいくてかっこいいアイドルを操作して、再現のように素敵なドレスを纏ってスペシャルアピールを決める。しかしアイカツ筐体で出来ることはそれだけではない。

顔や髪、髪や目の色なんかを選んでマイキャラを作れるのだ。

初代では学生証を買わなければいけなかったが、スターズ以降は200円入れれば作れるし、プラネットは雑誌やスイングポーチなんかについてくるアイドルライセンスを手に入れなければいけないけど、これも無料配布があったり公式サイトから連携で作れたりする。 

自分の分身だったり娘や息子だったり他作品のキャラだったり、マイキャラへの向き合い方はそれこそ何通りだってある。私は初めは分身だったけど設定を考えてアイドルをプロデュースする感覚になっていた。

これまでの筐体から新しくなったアイカツプラネットの筐体では、マイキャラではなく自身の分身、ミラーインする際のアバターと呼ばれる。 マイキャラパーツじゃなくアバターパーツだし。

見た目もだいぶ変わったし、引き継ぎボーナスがあるといえどその時使っていたマイキャラパーツが貰えるわけではない。初代からスターズの筐体への転換を経験した人にとっては二度目の、スターズ〜オンパレードから始めてプラネットでも続投する人ははじめてのお別れだ。

国内にいくつかあるオフィシャルショップに行けばオンパレードの筐体はまだまだ現役なのはありがたいな、と思う。

だからそんなにダメージはなくて、稼働開始から今日まで思ったより傷ついてないなーとか思いながら過ごしてきたわけなのだが、かつてのマイキャラに似合うようなアイカツカード(筐体ではこれを使ってコーデをする)を探して、時にはブランドやタイプを問わない非公式な組み合わせ、いわゆるオリコ(オリジナルコーデ)を作る度に、心のどこか硬くなったところがずきりと痛くなって、ああ私は心のどこかでマイキャラを忘れられていないんだな、まだあの子たちを大事に抱えているんだ、と思う、それだけの話。

アイカツプラネット(テレビ番組)めちゃくちゃ面白くてかわいくて楽しいしアイカツプラネット(ゲーム)もしかりなので、決して現行と比べて何か言いたいわけではなく、ただマイキャラと並走した日々は永遠に私の中にあるんだろうな、ということを考える。

初めてアイカツシリーズ(初代でもスターズでもフレンズでもオンパレードでも、プラネットでも)をプレイした日のことが、できるだけ多くの人の宝物になってほしい。

Twitterではとても長くて書けないような書き散らしにアイカツシリーズのタイトルそのままつけるのもなーと思ってこんなタイトルにしました。

初めて筐体プレイした時のこと、ところどころしか思い出せないけど、淡く楽しいだけの記憶が残っていて、たまに思い出すのが好き。