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好きなSCP貼るだけ

はじめに

・財団職員になった記念に、SCP関連のメモと布教がてら好きな記事を羅列していくnoteです。どれも大好きな記事なので、これをきっかけに一作でも読んでもらえると嬉しいことこの上ないです。SCPについてはサイトをご覧下さい。
サイト↓

・自分のメモ代わりの記事なのでとても長いです。JPの記事がほとんど。

好きなSCP

・自分のメモ代わりに書いているのでとても長いです。各部門からひとつ選んで読むくらいがちょうどいいかなと思います。
・独断と偏見により好きな記事をいくつかの部門に分けました。分類の異論は認めます。

ほのぼの部門

「だって深夜に起きていると何か食べたくなるじゃん」

大好きです。メモが絵も顔文字もかわいくて仕方ない。

「UFOラーメン」

SCP-1910-JP - SCP財団 (wikidot.com)

宇宙人だって生きているし野球中継も見るしバイトもいる。お店の中では一時休戦になっているのが最高です。

「星空散歩はエナジードリンクと共に」
SCP-1939-JP - SCP財団 (wikidot.com)
夢のある記事っていいですよね。自販機の写真がどことなくノスタルジックで好きです。

「忘れ、行き着く、酔い潰れる」
SCP-1922-JP - SCP財団 (wikidot.com)
何度も何度も読み返してはその度かの人に思いを馳せます。リスペクトにあふれたまなざしと酩酊街への視線が絶妙。

 「平成コンビニ神話伝」
SCP-1988-JP - SCP財団 (wikidot.com)
かつてコンビニバイトだった時の心の支えでした(ヘルメースさんとトートさんにはついぞお会いできませんでしたが…)。多神教の日本って感じの記事だなと思います。

「奇祭「鰻飛ばし」」

ガニメデに突き刺さった鰻のシュールな面白さ。このお祭りいつからあるんでしょうね。

「(た)からばこ」

気づきつつももはや止められない異常性の匂わせと特別収容プロトコルの活かし方が秀逸。メモのボヤキに本音が出ていてクスッときます(笑い事ではない)。

「普通のボノボ」

普通のボノボです。ユーモアに溢れた目線とやったぜと叫びたくなるような構成が気持ちいい。

「落ちこぼれなんか何処にもいない」

手を尽くして何とか褒めようとしてくれているんだなと思うとかわいいです。一度褒められてみたい。

「ペンギンハネムーンスイート」

キッチュでかわいい。ふんだんに散りばめられたラ!オマージュに愛を感じます。

「コウテイペンギンチューブ・ママ」

これは納得のメタタイトル。メッセージも合わせて読むとなおさらじんと来ます。

性癖部門

「夜が明けるまで踊らせて、それがダメなら眠らせて」
SCP-1917-JP - SCP財団 (wikidot.com)

この記事からSCPを知りました。永遠に憧れです。


「愛した日々とクソみたいな私」

思いが花になって散っていくその風景がありありと思い浮かびました。切なくて美麗なものはやっぱりよい。

「大人になれない君のため」

異常性×学園。優しくていい子たちだからこそのすれ違いがとても好きです。

「その血で薔薇は咲く」
SCP-1564-JP - SCP財団 (wikidot.com)

女の子と花ってどうしてこんなに取り合わせがいいんでしょうか。ロマンティックでどこかグロテスクな内面の描き方がそのまま異常性にも当てはまっていて好きです。

「零時を過ぎて」
SCP-2400-JP - SCP財団 (wikidot.com)

何よりもアイドルものなのが最高。「アイドルとして」決着つけたんだなっていう、この記事でしかできないような展開はやっぱり好きです。

「墓場はバルーンでいっぱい」
SCP-1581-JP - SCP財団 (wikidot.com)
情景がありありと浮かぶ、不思議で切なくて少し怖い話。記事を書く時目標にしているものの一つです。

「いのち短し恋せよ乙女」
SCP-1799-JP - SCP財団 (wikidot.com)
こういう話に弱い。何万回忘れても思い出すの、まぎれもなく愛であり恋だと思うので。

「はなむけの唄は遥か縹に溶け」

SCP-1815-JP - SCP財団 (wikidot.com)
死者と再会できる系はやっぱり好きです。デメリットがなくて良い。海と死者と生きる者の再会、大好き。

「霜月学園の優雅な礼拝」
SCP-1951-JP - SCP財団 (wikidot.com)
少女たちの花園といったミッション系の雰囲気が大好きです。

「夢は誰かを糧として」

SCP-1950-JP - SCP財団 (wikidot.com)
夢見テクノロジーの夢のような幸福に散りばめられた不穏さのスパイスが最高に美味しいです。

「底なし村でワルツを」
(虫の写真が出てくるので苦手な方はお気をつけて)

メタタイトルが最高。インタビューログも独特の空気感を保ちつつロマンチックで素敵です。

「星辰の娘」

何もかも好みな記事。インタビューログの最後のセリフだけでご飯が沢山食べられます。

「久遠の105号室」

親の心子知らず、子の心親知らず。読む度に実母のことを考えてしまいます。

「孤独な放送室」

Dクラス職員がかっこいい記事は良い記事ですよね。だんだん忘れられていくシンプルに人の心な異常性とデパートという場所のロマンチックさが最高。

「夏日の坂」

夏鳥思想連盟とかいう最高のオブジェクトしか作り出せない団体。夏に感じる懐かしさを丁寧に掬い取りながらSCPの世界観に落とし込んでいっているのが好きです。

「あの夕焼けの世界でただ一人」

財団らしさとエージェント同士の絆を味わい尽くせる良いとこ取りな記事。画像が綺麗な記事はやっぱりいいですね。

「生存権」

名作。「上告します」が大好きです。キラーフレーズのある記事は最高。

「もう星は盗まない」

少年の能力が財団と結びついて一大プロジェクトになっていく流れが大好きなんです。星に感じるロマンと幻想、少しの冷たさがぴったりハマっていて心地いい。

「記憶の中の楽園」

懐かしさと切なさと一抹の地獄といった感じが好きです。救いも恐ろしさもしっかりあるのが最高。

「世界で一番の宝石」

メタタイトルが回収されるタイプの作品+少女と人外の交流なのでめちゃくちゃ好きですね。インタビューログも小気味良くてtaleも名作揃い。鶴の翁のお迎えとバトる話が好きです。

「いねなし村」

名前に注目した時の驚きと悲しみと。その当時の価値観がわかるようなインタビューログも好きです。

「翡翠、焔の如く輝いて」

美しく鮮やかな異常性に乗せて綴られる物語のような、こういう読後感が一番好きな記事です。

ホラー・ニンゲンコワイ部門

「あさなしさまきたる」(画像怖いので気をつけて)

この画像のおかげで眠れない日々が続きました。あさなしさまの怪異然とした生態が好きです。


「通りゃんせ(通れるとは言ってない)」

SCP-1602-JP - SCP財団 (wikidot.com)

画像が秀逸、青空が見えているのも日常風景の中に異物が溶け込むような感じがあって最高。発想の勝利といった感じの対策法が好きです。

「叩けば直してあげられる」
SCP-1706-JP - SCP財団 (wikidot.com)

初めて知った時は胸をかきむしりたくなりました。
ホラーではない気もするんですが描写が描写なのでこっちに。

「枯れ木に犬を咲かせましょう(煮物に適しています)」
SCP-1613-JP - SCP財団 (wikidot.com)

犬に関してちょっと残酷かもしれない描写がある。タイトルから察してください。

「n人目の死んだおばぁちゃん」
SCP-2788-JP - SCP財団 (wikidot.com)
これを読んでから今後言い訳に身内の不幸は使わないようにしようと強く思いました。

「亡きCN兄貴の為のセプテット」

メタタイトルのセンスがすごい。二次元の存在をこちらに誘拐してくるし東方だしで現実味がなくなりそうなところを言葉選びや悲哀の感情でぐっとリアルにしてくる手法を見習いたいです。

「人魚節」
SCP-1959-JP - SCP財団 (wikidot.com)
ファフロツキーズのような、何が起きているかよく分からないけれどあらがい難い魅力を感じる不思議な記事だと思います。

「あなたのいもうと」

妹ではないんですが下に弟がいるので(そして虫が苦手なので)リアルな怖さがありました。

「私達のTOKYO」

地下鉄や駅ってどうしてこんなに異世界が似合うんですかね。ただの異世界ではなくて「もうひとつの東京駅」という記述からのメタタイトルは何度見てもぞわっとします。

「死体に非ず」

http://scp-jp.wikidot.com/scp-587-jp

何を言ってもネタバレになるのでとりあえず読んでください。一本のミステリを読み終わったような読後感は唯一無二だと思います。

「鶴の翁」

絶望と畏怖をたくさん掻き立てられる和製ホラーな記事でした。海属性の強い女っていいよねとか言っている場合ではない(性癖部門と悩みました)。

「わんわんらんどと犬ではないなにか」

ぼくらはいぬだぞげんきだぞ。 

「一般的日本人」

やるせなさとグロテスクさの中の美しさと宗教性を秘めた神秘への憧れと著者の方の日本への理解へのおののきと。

「ただいま」

意味が分からなくても分かる吐きそうなほど胸が詰まる感じと、なんとなく意味を理解した時のどこにも持って行き場のない憤りで情緒めちゃくちゃになりました。

下ネタ部門

そり立つはでっかいクマさんの

下ネタ好きなので爆笑しながら読みました。娘さんの年齢が絶妙だなぁ……

「ユカ」

発想が凄まじい(褒め言葉)。出会ってからずっと性癖がねじ曲がる音がし続けています。

「如何にして財団はテレフォンセックスホットラインを運営するに至ったか」

メタタイトルがド直球。記憶処理薬の精製方法は全部これがいいなと思うようなワン博士の気持ちも分かるような。「自我無し動物」が最大級の罵倒なんですかね?

好きなハブ

・全てを読み切っているわけではないことをご了承ください。

スシブレード ハブ

ブラックチャンネルで取り上げられたでもおなじみスシブレード。ホビアニのノリが好きなので世界観に惹かれました。

大正150年 ハブ

初投稿がこれのtaleになったくらいには好きです。浪漫と絢爛の影に見え隠れする翳りと永遠の箱庭。好きなモチーフしかなくて最高です。

まずしいざいだん ハブ

四苦八苦する財団の奮闘と各組織の対応、エージェントの悲喜こもごも。人間ドラマの多そうな設定に心惹かれました。


共異廻歴 ハブ

滅んだ世界で何を見るのか。この世界ならではのSCiPの描き方がどれも新たな魅力に溢れていて、書いておられる方を尊敬しています。

http://scp-jp.wikidot.com/kyouikaireki-hub

好きな要注意団体-JP

団体名・概要は下記を参照のこと

酩酊街

優しく切ない、思いやりに溢れているけれど「忘れられたものたち」の街である故に我々の価値観と相容れないところ、雪の降る酒の街という見た目と財団の対応のギャップが好きです。
オススメSCP↓

オススメtale↓

石榴倶楽部

カニバリズムの妖しさ、京都という土地の持つ魔力、人肉食という禁断に人々が馳せる思い。高貴さを感じる会員たちが織り成すむせ返るほどの感情の応酬に惹かれました。

オススメSCP↓

オススメtale↓


最後に、もしも私の書いたものからSCPが気になったら

拙作「朝焼けのヒラヱス」

は大正150年ハブに所属する作品であるため、ハブの中の作品を読み込むとより世界観を感じて楽しむことが出来ると思います。
作品一覧はこちらのリンクから。

大正150年 ハブ - SCP財団 (wikidot.com)


読むだけならば「オブジェクトってなに?」「財団って何してる人?」など疑問に思ったことを頭に入れつつ、分からない用語は調べるなどで読んでいくと良いのではないでしょうか。(私もそうしています)
好きなSCPを述べるだけのnoteでしたが、もしお気に入りの記事などを見つける一助になれたのでしたら光栄です。

宣伝

著者ページ(著作をまとめる場所)を作れたので最後に宣伝です。私の作品の一覧も兼ねてます。
作品の裏話もちょっとだけしているので、よろしければご覧ください!
在原研究員の薬箱 - SCP財団 (wikidot.com)