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保険屋の腹の中⑪保険屋をブッタ斬る
無責任な提案してる人…
地獄に落ちろと思ってる。
正直、いくら計算しても、いくら想像しても、未来なんてわからないから、保険がいつまでもジャストフィットするとは言えない。
なんのリスクが現実になるのかなんてわからないし、起きるか起きないかもわからない事態とその時過不足なく適正な金額をもらってもらう!というのは、不可能に近い。
だから、ある意味全員無責任な保険屋なのだ。
でもさ、一応さ、勉強したり試験受けたり、研修受けたり、そこそこ未経験の人よりは、保険がなんなのか、どれほど重要かはわかるよね。
どんな方にどんな提案しなきゃいけないかくらい、わかるよね!
小さい子供がいるお母さんお父さんに、医療保険だけ提案とか、おまけぐらいに死亡100万とかの設計してんじゃねーよ。
選ぶのはお客さんだから、責任はお客さん自身にあるのかもしれないが、お客さんはわからないのよ。
適正な判断できてない可能性が高い。
プロがおすすめしてくれたから、それでイイのだと思ってしまうのよ。
シンプルに純粋に信じてくれちゃうお客さんもいるのよ…。
若かりし頃のわたしみたいに…
(߹ㅁ߹)
唯一絶対死んでも許せない保険屋がいる。
一生懸命な22歳の当時の私に、無責任な保険を持たせた人。
結婚し、小さい子が居て、不安だから、それなりの保険をとお願いした。
すぐ提案内容持ってきた。
内容なんてよくわからない…
これが一般的だし、まぁこれ1つあれば大丈夫でしょう!
そう言ってくれたから、それにした。
嘘
あとから聞いた。
その当時、その保険が売れたら、いっぱい給料もらえたんだって。
毎月がんばって保険料払ってたよ。
夫が死ぬその時まで。
小さい子3人抱えて、これからどーしよって、途方に暮れて。
なぐさめ程度の保険もらって。
どーしろっつうのよ。
安心して暮らしていくための保険金はどこ行った???
もらえないの???
そうか、最初からそんなものは無いのか。
入院がメインの保険だったのか…
そうかそうか。
じゃあ仕方ない…
んなわけねーだろ!
それで腹の虫がおさまるかっつうの。
保険屋として絶対やってはいけないことをされたのだ。
遺族が暮らしていけない保険ってなんなのよ。
保険屋は何を売ってるの?
なんのために存在してるの?
誰のために仕事してるの?
保険屋の1番の役割は何?!
その保険屋から、ご愁傷さまも、ごめんなさいの一言も無かったよ。
知り合いだったからお願いした。
プロだと思ったから安心して任せた。
保険入ったから安心だと思ってた。
そんな私が悪いのか?!
その人は元気に過ごし、今は何かの経営をしてるらしい。
社会福祉事業だって。
は?!
人の気持ちも、人の人生もどーでもよくて、自分の儲けのための提案するような人が?!…はー?!
地獄に落ちるのかどうかは神のみぞ知る。
でも、勝手に恨んでるだけで、その人に非は無いのかもしれない。
結局サインしたのは自分だから。
泣き寝入りというか…
一生の辛さと、一生の貧困を噛み締めて生きていく人生を選択したのは、自分かもしれないから。
過ぎたことは変えられない。
その後復習のつもりで保険業界に潜入したが、結局…
保険屋なんてろくでもない。
自分も含めろくでもない。
テキトーに仕事してようが
真面目に仕事してようが
責任負わなくていいのなら
楽にたくさん稼いだもん勝ちだろうな。
ちきしょー
やり場が無い!!!
自己責任
それで後悔しませんか?
誰をも責めずに納得できる?
保険屋に人生のリスクゆだねていいの?任せていいの?!
自分のことだから、自分が困った時のことだから…
保障も自分で決めようよ。
必ずできるから、自分で決めていこうよ!!!
保険屋にいいようにされたらダメ。
人の人生まで守ってくれる気なんてさらさら無いんだから!
売れればいいんだから!
もちろんそんな保険屋ばかりじゃないよ、責任感と誇りを持ってる人もちゃんといっぱいいるんだよ。
だけど…出逢えてるかな?
腹の底から湧き出る正義感と愛を感じる人に。
自分はどうだろ…
たいしたことねーな。
気持ちはいっぱいあるけど、自分との出逢いを提供することをなまけている。
ちゃんと保険屋しよう。
営業もプランニングも、ちゃんとしよう。
してきたつもりだけど…
売れてる営業マンにはなれてない。
でも
自分の価値がたくさん売れることを信じてる。
必要とされるべき人間だと自負しておこう。
たまに自他をブッタ斬りながらも
悟りの境地で、自分に正義の仕事をしよう。
そうしよう。