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【イベントレポート】外部講師を招いて「UXリサーチ勉強会」を開催しました

SecureNaviでプロダクトマネージャーをしているyutaro(@shimotaroo)です。
2月7日、顧客理解の重要性を理解すること、顧客理解を深める文化を醸成することを目的としてUXリサーチ勉強会を開催しました。本勉強会には、株式会社スマートバンクのUXリサーチャー 滝本はろかさんを講師としてお招きし、「ユーザー視点を意思決定につなげるヒント」をテーマに講義を行っていただきました。
この記事では本勉強会の実施背景、当日の様子、勉強会での学び・気づきをご紹介します。


勉強会の実施背景

弊社は創業から5年が経過し、主力プロダクトである「SecureNavi」は900社を超える企業様に導入いただいています。日々お客様のISMSやPマーク(PMS)などの運用の効率化、セキュリティレベル向上に取り組んでいますが、更なる事業成長と弊社のビジョン「悲報をなくす」を実現するためにはこれまで以上に幅広い層の企業様にSecureNaviをお届けする必要があります。
そのためにはプロダクトやサービスの質を上げることは不可欠であり、そのベースとして弊社メンバーがこれまで以上にドメイン、顧客の理解を深めることが重要だと捉えています。今年、全社的に取り組む重要テーマのひとつである「顧客理解」を深める一環として、今回の勉強会を開催しました。

当日は、プロダクトマネージャー、エンジニア、エンジニアリングマネージャー、マーケティング、カスタマーサクセスといった多様な職種のメンバーが参加しました。また、参加者全員が事前に瀧本さんの著書「UXリサーチの活かし方 ユーザーの声を意思決定につなげるためにできること」を読了し、勉強会に臨みました。

当日の様子

瀧本さんが作成いただいた資料をもとに講義をしていただき、その後、弊社メンバーからの質問にお答えいただく流れで進行しました。

今回は様々な職種のメンバーが参加し、顧客理解への経験値にばらつきがあるため、瀧本さんには「なぜプロダクト開発において顧客理解が必要なのか(逆に顧客理解が不足するとどのようなデメリットが生じるのか)」や「どのようにして顧客理解の1歩目を踏み出せば良いのか」など、基礎的ですが根幹として非常に重要なことを、一般論と実体験を混えてわかりやすく説明いただきました。

講義のポイント
・ ユーザー理解の1歩目は、ユーザー・事業を「よく見る」
事業推進のために"リサーチ"を活用する
・ チームの役に立ちながら、一緒にユーザー理解を進めよう

講義の後の質疑応答タイムでは、弊社からの質問が途切れることなく続き、とても盛り上がりました。専門家に直接質問することで疑問や悩みを解決できる贅沢な時間となり、あるメンバーは「永遠に話していたい」と言っていたほどの熱量がありました(笑)。

勉強会での学び・気づき

参加メンバーからの声をいくつか掲載します。

  • 「なぜ顧客を理解しないといけないのか」「顧客を理解しないと何がまずいのか」が見事に言語化されており、スッと入ってきました。明日からの業務に即活かします。

  • 会社で「顧客理解が重要」と言われている中、顧客を理解する重要性を改めて理解することができました。

  • 組織全体で顧客の声を拾い上げるという文化、風土を作り上げる重要性を改めて学ぶことができました。

  • 「ユーザー理解がチームの関心事になっている状態」をまずは所属するチーム内で実現できるように自分ができることをやっていこうと思いました。

  • 内容はもちろん素晴らしかったことは前提としてありつつ、資料のUIがキレイでわかりやすかったです。(さすがtoC領域...)

「UXリサーチ勉強会」を開催してみて

PdMとして仕事をする中で、「顧客を知らなければ良いプロダクトは作れない」と感じる場面は多くあります。しかし、それをPdMだけが理解し、行動しても、本当に良いプロダクトは生まれません。そのため、今回様々な職種のメンバーと一緒にUXリサーチについて学べたことは非常に良かったです。

また、PdMはビジネスサイドとプロダクトサイドの両方と連携しながらプロダクトを成功に導く役割を担っています。そのため営業、CS、開発、デザインなど、他部門の視点を深く理解することも重要です。今後は、こうした他部門の領域への理解を深める勉強会にも積極的に参加していきたいと思います。

今回の記事では、SecureNaviの中で重要なキーワードの一つである「顧客理解」を深める取り組みをご紹介しました。この他にも、社内ではナレッジやノウハウを高めるためのさまざまな取り組みが進行中です。今後も、SecureNaviが昨年度を超える成長を遂げるための施策について発信していきますので、ぜひご期待ください。最後まで読んでいただきありがとうございました!



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