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監視カメラ用語集―あ行― Part.2
こんにちは。株式会社セキュアの商品技術部です。
今回も前回に続きまして、監視カメラ用語集をお届けしたいと思います。
前回の記事はこちらからご覧ください。
▼監視カメラ用語集―あ行― Part.1
https://note.com/secure_inc/n/nfd5f243e1fc9
ALC(エーエルシー)
ALCとは、カメラに入る光量の変化に対して映像出力レベルを一定に保つように制御する自動光量調整機能のことです。
AHD(エーエイチディ)
AHD(Analog High Definition)とは、アナログ配線でハイビジョン画質の監視が可能になる映像信号方式のことです。 AHDにはハイビジョンのAHD1.0(1280×720)とフルハイビジョンのAHD2.0(1920×1080)があります。HD以上の高解像度の映像データを非圧縮でアナログ信号に変換し、同軸ケーブルで最大500m(3C-2V:200m、5C-FB:500m)までの長距離伝送が可能になります。従来のアナログカメラを利用されている場合、既設の配線をそのまま利用することができるのでコストを抑えた機器の入れ替えが可能です。
HLC(エイチエルシー)
HLC(HighLightControl)機能は、撮影時に車のヘッドライトなどの強い光源を画像上で覆う機能です。通常は、駐車場の入り口、高速道路の料金所で使用されます。エクリプス機能とも呼ばれます。
HD-SDI(エイチディーエスディーアイ)
HD-SDI(High Definition Serial Digital Interface)は映像信号デジタル伝送規格の一つで、主に放送業界で使用される放送用ハイビジョンデジタルVTRで多く採用されている信号規格のことです。
非圧縮のフルHD映像を伝送する為、最も高画質な映像伝送が可能な方式となり、防犯カメラ・監視カメラでも同軸配線を行う規格の中ではHD-SDI方式のカメラが最も高画質となります。
HD-CVI(エイチディーシーブイアイ)
HDCVI(High Definition Composite Video Interface)は、同軸ケーブルを使用してフルHD解像度を実現する規格です。AHDやHD-TVI同様にフルHD映像を撮影し、アナログ伝送技術を用いて映像伝送を行う為、従来多く普及しているアナログカメラシステム同様の配線距離を維持しつつ、フルHD画質での撮影、録画を可能にします。配線距離は5C-FB使用時は最大500m(3C-2Vの場合は200m)の長距離配線ができます。
HD-TVI(エイチディ-ティーブイアイ)
HD-TVI(High Definition Transport Video Interface)とは、AHD同様にアナログ配線でハイビジョン画質の監視が可能になる映像信号方式のことです。フルHD映像を撮影し、アナログ伝送技術を用いて映像伝送を行う為、従来多く普及しているアナログカメラシステム同様の配線距離を維持しつつ、フルHD画質での撮影、録画を可能にします。AHD同様に3C-2V以上の同軸ケーブルで使用出来ることから既設のアナログカメラからの入れ替えがしやすく、アナログ画質からフルHD画質への入れ替えにリスクが少ないというメリットがあります。
セキュアでもHD-TVIの監視カメラを取り扱っており、5メガピクセル解像度(5MP)の製品が新たにラインナップに並んでおります。
▼IDIS TC-B5501XP-A
https://secureinc.co.jp/device/eye/tc-b5501xp-a.html
次回予告
いかがでしたでしょうか。こちらで監視カメラの専門用語を少しでも理解していただけると嬉しいです。
次回は、監視カメラ用語集―あ行― Part.3になります。お楽しみに!