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最近出来た彼女が、記念すべき初デートを彼女の家でしたかったのは、彼女の×××を見せたかったからでした。

?:「♪ねぇ君が言ってた『大人ね』ってあの言葉は褒めてたの? けなしてたの? って今ならわかるのさ♪」

はぁ~、歌うことって楽しいなぁ。

おっと、自己紹介をしてなかったな。

俺の名前は京極○○。歌うことが好きな現在26歳のしがない社会人さ。

そんな俺にも、つい最近彼女が出来たんだ。

彼女の名前は山下美月。

同じ会社に通う同期なんだけど、めちゃ可愛いでしょ?

俺と美月は釣り合わないんじゃないかと周りはみんな思ってた。まあ、かく言う俺もそう思うんだけど、不思議なことに意外と合ってるんだよな。

今日は記念すべき初デート。デートする場所やプランなど、事前に彼女と話し合ってたんだけど、どうやら彼女はお家デートをお望みで、既にデートプランが頭の中にあるらしいのよな。

そういや、前に会った時に彼女から

美:「初デートはお家デートだけど、楽しもうね? それと、どうしても見せたいものがあるから、それも楽しみにしててね?」

と言われたけど、見せたいものってなんなんだろ。一切思い浮かばなかったけど、初デートをいいものにするぞ。

そう意気込んでいると、あっという間に美月のお家に到着。インターフォンを鳴らすと、美月の声。

美:「あ、おはよう。今開けるから待ってて。」

と聞こえたので、少しばかり待つ。ほんの数秒後ドアが開き、家とドアの隙間から顔だけ出した美月が。

美:「あ、○○君おはよう。待ってたよ。」

○:「ごめんな、ちょっと遅くなっちゃって。」

美:「いいよ、気にしないで。」

○:「じゃあ、お邪魔します。」

そう言って靴を脱いだ後、美月に背を向けて自分の靴の向きを揃えたんだけど、振り返った瞬間びっくりしちゃったのさ。

○:「え?」

美:「どうしたの?」

○:「前さ、美月さ見せたいものがあるって言ってたやんか。」

美:「そうだね。」

○:「もしかして、この姿を見せたかったってこと・・・?」

美:「当ったりー!!」

○:「えー!?」

そう、彼女が見せたかったのは・・・

この下着姿だったのさ。これには俺も

○:「・・・。」

黙りこくってしまったわけ。

美:「ね、ねぇ。なんか言ってよ。」

○:「し、仕方が無いやろ。彼女の家に行って出てきた彼女が下着姿だったって、普通じゃまずあり得ないし、刺激が強すぎるし。」

美:「///ま、まあそうね。でも、着ている方はちょっと恥ずかしいけど///」

そう言いながら背を向ける美月だけど、これが後ろ向きでも綺麗なんだよな。

○:「見る方も恥ずかしいんやけど/// でも、似合ってるよ。」

美:「本当!? 嬉しいなぁ。っていうか、○○君も恥ずかしくなることなんてあるんだね。」

○:「///あ、当ったり前やんか。俺やってれっきとした人間やからな?」

美:「でも、私はそんなところを見たことがないから新鮮だね。」

○:「そ、そうだね。」

そして窓際に体をもたれながら、美月が話を続ける。

美:「そう、この下着ね、通気性がよくって蒸れないの。それだけじゃなくって、色っぽさもあるうえで、体が綺麗に見えるから、試着した時にいいなと思って、今回のお家デートの為に買ってきたの。」

○:「そ、そうなんだ・・・ っていうかさ、家に居る時って、服着ると思うんだけどさ。」

美:「まあ、実家はそうだったよ。でも一人暮らしを始めてからは、宅配業者さんが来たりとか、料理する時以外は殆ど下着姿かな。」

○:「何をどうやったらそんな風になるん?」

美:「うーん、まあ一人暮らしだから基本的には常識の範囲内なら何をしてもいいじゃん? だからいいかなって。」

○:「普通はよくないと思うんやが。」

美:「いいじゃん、私がいいって思ったらいいんだから。」

○:「あのさぁ・・・」

そして、椅子に座った美月は話を続けたんだけど、こんな突拍子も無いことを言い出してきたんだよ。

美:「後、一番の理由としては、すぐに一人ですることが出来るから。」

○:「・・・は?」

美:「一人もいいんだけど、急に寂しくなる時もあってね。自分で自分を慰めたくなるんだけど、そうなったら私ってもう自分を制御できなくなっちゃって、一人でシちゃうの。」

○:「(・・・俺はなんて言葉を返すのが正解なん?)」

美:「でもね、○○君と付き合い始めて気付いたの。今が一番幸せだなって思って。この幸せな瞬間がずーっと続けばいいなって。」

○:「美月にそう思ってくれてるのは、俺としても嬉しい限りだよ。」

美:「でもね、それだけじゃ足りないの。」

○:「じゃあ、何がしたい? 今日は一日まるっと休みだし、お家デートだから、何でもいいぞ。」

美:「じゃあね・・・」

少し合間を挟み、彼女はこう言った。

美:「一緒にシよ?」

○:「・・・え?」

結局、この日は夜遅くまで二人の体は重なり合ったままだったんだとか。















~ あとがき ~
皆様、どうも御無沙汰しております。
つい先日、彼女いない歴を見事に更新することが出来ました
祭壇の御餅というものでございます。
「未だ彼女出来たこと無いの?」なんて言われましても、
今更悲しくなんかは無いですし、虚しくも無いです。
そんな個人的な話はさておき、
今回の妄ツイ作品のヒロインは山下美月ちゃんで書いてみました。
また、2作振りのちょっとあっち系な作品
(前回よりはちょっと抑え目ですが)にしましたが、
如何でしたでしょうか?
次回の投稿がいつになるか、
また、次回作のヒロインが誰になるかはまだ決まっておりませんが、
出来るだけ早めに投稿出来る様に頑張ります。
ここまでご覧頂き、誠に有難う御座いました。

#妄ツイ #山下美月 #やま


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