映画の感想「劇場版アルゴナビス AXIA」 〜1回目(4/12鑑賞)
3月24日公開「劇場版アルゴナビス AXIA」
一番近い劇場は新宿なのですが、仕事でバタバタしているうちに早々に上映終了となってしまったので、朝一でさいたま新都心のMOVIXに行ってきました!
朝、起きれるか心配だったため&平日だし座席にもかなり余裕がありそうだったので朝起きてからチケットを予約することにしました。ネットだと、上映の5分前まで予約ができるようです。とっても便利ですね(笑)
以下、ネタバレが含まれるので、NGの方はご自身で回避をお願いいたします。
■宮内告典くんの演技力アップ
なんと言っても欠かせないのが、推しである「界川深幸さん(CV:宮内告典さん)」の演技力が格段にアップしていること!
彼は元々プロドラマーで、アニメ初期はぎこちなさが残っていた・・・けれど、ライブ、ゲーム、映画第一弾、舞台1・2を経て、どんどん演技力がアップし、どんどん深幸さんとシンクロしていくというか、まぁ「とにかくかっこいい」の一言。
(ちなみに、初期のぎこちない感じも、味が?出ていてとても良いと思っています。作品をさらに高みに持っていく努力がすごく感じられますし、純粋に「今までやってこなかったジャンル」に踏み出す姿勢もすごいし、何より笑顔がステキ←)
これは、彼の「界川深幸」としての何かしらの舞台に立つときには絶対思うことだと思います。
今後も宮内告典くんの活動を、(主にアルゴナビスのコンテンツがメインとなっていますが)追いかけていきたいと思っています。
■礼音くんと結人は、過去の那由多
・那由多 ← 父
・礼音 ← 那由多
ちび那由多の本音(小さい頃、父に言えなかった言葉「俺の話を聞けよ!」)
・結人 ← 那由多
「才能がない」と言われたけれど、「音楽が好き」「バンドが好き」という自分
いつも那由多に食ってかかる礼音と、それに対して「黙れ」と返す那由多。
今回の映画を見た後だと、そのやりとりが一層深いものになったようで、見ていてじわっとうるっときてしまいました。(そこ?)
■ライブの後の楽屋のシーンが深まった
アニメでも出てくるこのシーン。
多分、同じライブの後のやりとりですよね?服も一緒だし。
私は、「またこのシーンだ!」と思いながら、
礼音くんのアドリブにギターの音がついていたりと、アニメで描かれていなかったシーンが追加されており、
なんというか、
レイヤーが重なったような・・・「あの時、実はこのキャラはこういう表情・目線・心情だったんだ」と、その場のシーンの理解が深まった・・・と、とても興味深く感じました。
↑
ただ、一緒に言った友人は
「”アニメで出てくるシーン”だとは思っていなくて、
こういうやりとりを、過去に何度も繰り返している中の1つ」
=アニメでも出てくるシーンとは別のタイミング
だと認識していたようなのですが、一体どちらなのか・・・
■時系列はいつ?
今回、事前情報ほぼナシで見に行ったため、
てっきり、アプリ第一弾(LRフェス)が終わって、デビュー後?アプリ第二弾が始まる前?に突如『「解散!?」話』が出たのかと思っていました。
しかしそうではなく、札幌から東京に出てくる前の話しでした。
アニメ・映画第一弾
↓
新曲「MILESTONE」
↓
札幌から東京へ
↓
アルバム「ONE」
↓
・
・
・
あらためて、時系列を確認しないと!!!と思いました。
■笑わせてくる&ツッコミ要素がところどころに!
・スターファイブの描写?が渋い!
・摩周さんの砂糖たくさん、からのセリフ
こんな考察をされている方もいらっしゃいました💡
https://twitter.com/yaemura_yaeco/status/1642151142863036416
・アルゴナビスに限ったことではないのですが、アニメも含めて、雨が降ってもみんな傘ささないで濡れたままなのが気になります。
■那由多がバンドにこだわる理由
絶頂期のお父さんがバンドをやっていた
=その状態を超えないといけない
=だから、自分もバンドをする必要がある
ということで、バンドにこだわっているというニュアンスのことが描かれていたと思います。(興奮してうろ覚え。もう1回見に行かないとだけど、上映期間内に行けるかナゾ)
アニメまでの描写では、「唯我独尊の那由多についていくスタイル」
という印象でしたが、
今回のもろもろを経て、
那由多からもメンバーに矢印が行くようになった(相互)という印象を受けました。
似たような
https://twitter.com/fwfw_gn/status/1644873903725232129
今回の映画を一言で(私なりのキーワードで)表すなら
「ジャイロのみんな、この5人でバンドがしたいんだね」
と感じさせる内容でした。
■GYROAXIAの由来 =「AXIA」は那由多の映画
劇中で、涼ちんが
『「GYRO」はコマ
「AXIA」は大切なもの…
光り輝く大切な一等星を 俺たちが回り続けて支える』
というセリフがあります。
バンド名を涼ちんが考えたのは驚きでした!
上記で、「バンドメンバー間の矢印」の表現をしましたが、
「AXIA」=那由多=真ん中の一等星
「GYRO」=他のメンバー =周りにいる星(なんとなく十字配置)
な印象を受けました。
(アルゴナビスは、みんな横並び)
■瞳のハイライトが揺れる
映画の第二弾の予告ムービーを見た時から気になっていたのですが、瞳のハイライトがキラキラすぎて、少女マンガみたいだなと・・・公式が「それを公式だ」というなら、なんでも美味しくいただくのですが・・・ちょっと気になっていました。
実際に映画を見てみて。
ハイライト、というか瞳の揺れ?が、キャラクターの感情の揺れを表していてとても興味深かった!
ツイッターでこんな投稿もお見かけしました。
https://twitter.com/himeyurica/status/1640207303306809344
私はここまで細かくは観察できていなかったけど、
瞳をうるうるキラキラにしたのは、こういった繊細な表現もしたかったからなんだろうなぁと。
もう1回見ないとデスね。
■オープニング「Dancing Paranoia」のPV感。バンド感。
ArgonavisのVoiceもですが、
スクリーンに、5人が均等に映し出されたり、
3人写って、2人写って・・・
みたいなのって、めっちゃ「バンド」っぽいPVだな〜って思います。
今回のオープニングがまさにソレで、
「あぁ、GYROAXIAの”バンド感”=メンバー同士の絆?繋がり?が強まっていることを、こういうところでも感じられるんだ」
と嬉しい気持ちになりました。
■まだ残る「壁」
「旭那由多は、伊龍恒河の息子!?」「親の七光だから売れた」「親のパクリ」的な感じで、二世問題がどこかでストーリーとして出てくるんだろうな。
それを乗り越えて、さらに那由多は成長し、GYROAXIAは強くなってくんだろうな。
↑
というのを楽しみにしています。
あの「父」だし、今回の映画の内容から考えるに、
恐らくその試練・壁を乗り越える描写は、見ているコッチも辛くなってしまいそうな予感がプンプンしていますが・・・
でも、乗り越える那由多、あたたかい周りの仲間たちがどう動くのかのドラマは、ぜひ見てみたいです。
■エンドロールの最後
「スペシャルサンクス ナビゲーターの皆さん」的なことが書いてありました!「ナビゲーター」=「ファン」としては、めちゃくちゃ嬉しかったです。
最後に
ということで、上映前のCMは入る関係で、
実際の上映時間は1時間程度だったかと思います。
1時間の中に、たくさん情報が入っていて、
キャラの瞳の揺らめきと共に、たくさん感情を揺さぶられて、
なんだか5時間くらい経ったのではないか?という、ある種の疲労がありました(笑)
凝縮度、高かったです。
まだ見ていない方は、ぜひ、上映期間内に観に行っていただければと思います!!!!(とはいえ、アルゴナビスプロジェクトを見たことがなく、全くの初見の人は、何が何だかよくわからないと思います・・・🙇♀️)