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22歳で母になった私の出産レポート
昨日で、娘が産まれて1ヶ月を迎えました。
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メイクする時間もない日々は
本当だった〜。
まずは1ヶ月、生きててくれて、健やかに育ってくれててありがとう。
毎日顔が変わっていくから、毎日愛おしい。
母はゾッコンである。
そして母になって1ヶ月でもあるのだ。
1ヶ月乗り越えた私、おつかれ様。
ふと出産時のことをまとめてみようと思い、書くことにした。
妊娠9ヶ月目で突然ずっと平均値だったお子の推定体重が、成長曲線の上の方へグンと動いた。
おいおい。
このままではビッグベビーすぎて出産時大変なことになるぞ!と不安になり、とりあえず毎日スクワットをすることにした。
あと散歩。
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陣クスというのを出来るだけ試そうと思い、カレーを食べたり、ハーブティーを飲んだりもした。
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焼きカレー。
絶品です。
思いのほか効き目があったらしく、38週を目前に陣痛が来てくれた。
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ハーブティー片手に
近所をウォーキング。
ちなみに陣痛が来る直前の夕飯。
夫が作るご飯をワンピースを鑑賞しながら食べるっていうのが私らの定番ディナースタイル。
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十月十日、
毎日ごはん作ってくれた夫
ありがとう。
食事中に、なんだかお腹の張り方がいつもと違うなと気づいた。
便秘にめちゃくちゃ悩んでいたから、ひとまずただの便秘かもしれない!と様子を見ることにして、夕飯をいそいそと完食(夫のご飯は絶対残さないのが私のポリシー)。
寝る間際になった頃にはもうかなりお腹は痛くて、間隔も5〜7分間隔へ。
でも便秘の疑いがあるからと(しつこ)、日付変わる間際までは粘った。
痛みで「もうコレダメだ」となったギリギリで産院へ連絡。即、そのまま入院となった。
1時頃から産院にいて、分娩室へ移動したのは6時頃。
このタイミングで夫は立ち会いを開始。
私は出産に対してものすごく恐怖心があったから、Youtubeとかの出産レポをひたすら漁り見ていて、いきみの逃し方や安産の為の呼吸法など、為になりそうな知識は片っ端から頭に入れていた(夫が引くほど)。
分娩室に行ってからの耐えられない痛みと遠のく理性。
痛い。痛すぎる。
でも、私は怖がりだから、妊娠中に出産レポ沢山みてできる限りの知識と対策は詰め込んでここにいる。
ひたすら呼吸。
フーーーーー…ハーーーーー…
深呼吸で痛みを和らげる!(和らがない!)
↓とても参考になった動画紹介(突然)
立ち会いの時の夫は、とても献身的だった。
腰を大きな手でいっぱい撫でてくれたことや、陣痛の合間には頭を撫で、お水を飲ませてくれたこと、様子を見ながら手を握ってくれたこと。
辛くて痛くて耐え難い状況下を、乗り越えられたのは夫のお陰です。
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分娩室に移動して2時間半経つ頃には、もういきみを逃すこともできなくなっていた。
定期的に襲ってくる痛みに身を委ね、ひたすらいきみ、叫んでいた。
もうあとどれくらいで?とかは考えると全て投げ出したくなるのでオススメしない。
いつかは必ず終わるのだと、悟りましょう。
午前9時、お子が誕生。
3500gのビッグベビ。
関係者各位のお決まりの第一声「おめでとうございま〜す」の後、「重〜い!」とか「おっき〜い!」で大盛り上がりだったのには笑えた。
感動で泣くかと思ったけど、あまりの疲労で泣く体力も残っていなかった。
なんなら産後の後処置(傷を縫ったり、胎盤出したり)に怯えていた。
出て来たばかりのお子を抱いた時のあの言葉にできない感情、重み、生温かさは、一生忘れないよ。
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夫は分娩の様子を動画で撮ってくれていて、出産時の様子をショートムービーに後日まとめてくれた。
振り返って見てみると、我ながらスーパー安産だったと思う。
めちゃくちゃ感動して、動画見た時に改めて泣きました。
映像で残してよかった。
Youtubeの限定公開にしてあるから、知り合いには希望があれば見せまくろうと思ってる。
「出産は奇跡だ」って、コウノトリっていうドラマ(漫画もある)では言っていて。
その言葉はまさにその通りで、出産ってとんでもない経験だった。
私もお子も、2人とも本当に命懸けだった。
あの経験をした後、母は大抵のことは乗り越えられる強靭な人間に生まれ変わってる。
世の中の母親は皆偉大なんです。
ちなみに私の母は6人出産していて、分娩中の苦しい時間はずっと母の顔がよぎっていた。
母、とんでもないな…。
多分今の世の中じゃ、私はかなり若くして母になったんじゃないかなと思う。
周りには結婚している子だって少ない。
初めは凄く不安で、孤独で、迷いもあった。
でも、この経験を後悔する事はないだろうって、今は胸を張って言える。
そりゃあきっとこれから先、同年代の子らの人生を羨む日がくるのかもしれないけれど、私にはこの「母になる事でしか得られなかった経験」がある。
「何よりも大事だと、心から人を愛する感情」も知った。
愛するって凄い。
自分のことまで、愛せるようになったんだよ。
とても長くなってしまったけど、出産時の記録でした。
また妊娠期、出産後のことも、書こうと思ってます。
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