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セラピストのお仕事①
セラピストになるまで
「リラクゼーションサロンでセラピストってどんな仕事なの?」
という質問をよくいただきます。
意外と周りにははいない「セラピスト」という職業。
この記事では面接から研修終了までご紹介します。
まず、求人情報を見て「このお店で働いてみたいな」というお店へ面接を応募します。
個人店の場合は直接お店へ、大型店の場合は本部へ出向いて面接してもらいます。
按摩・鍼・マッサージ師の国家資格をお持ちの方は「有資格」、整体師、アロマセラピストなどは「無資格」扱いです。
リラクゼーション関係はほとんどの方が「無資格」者で初心者です。
ですので、「無資格」の方は”リラクゼーション”を謳っているお店へ応募します。(「有資格」でもリラクゼーションサロンで働いている方もいらっしゃいます)
私は「無資格」者で、アロマテラピーの学校へは通っていましたが、
店舗で働いたことがないので「未経験」で応募しました。
年齢制限は特にない場合が多いですが、20代~40代後半の方が多いように思います。
面接時に研修にはいつから来られますか、と聞かれます。
条件さえあえばすぐに採用してくれます。
働き方は、正社員と業務委託が圧倒的に多いです。
(働き方については別記事で詳しくお伝えします。)
私は子育てもあり業務委託で契約しました。
面接から約2週間後に研修スタート。
最初は『ボディケア』というもみほぐしから研修がスタートします。
テキストが配布され、テキストに沿って指導員が施術していく順番通り手技を教えてくれます。
1日8時間、5日~6日間程度で40分~60分コースの施術を学び終わります。
体力的にきつい方はこのあたりで脱落していきます。
施術を学び終わった後5日間ほどはひたすら練習、ひたすらタイム切り。
タイム切り、とは実際タイマーで40分コースなら40分で終われるように施術することです。
研修10日目ほどで店舗に出てもいいかどうかのテストをします。
このあたりで入店が難しいと指導員に判断された場合は辞めさせられることもあります。
指導員の合格をもらったら、最後に「サロンワーク」と呼ばれる店舗のレジ、予約の取り方、接客、ベッドメイクなどを教わります。
ここで合格をもらったら契約書にサインして、決まった日にちに店舗に入店します。
(PART 2 へ続く)