【詩】終わりの光と君の影
何もかもひっくり返して
テーブルから滴り落ちるスープ眺めてる
君は君の都合で許しを乞うている
俺は俺の都合で許さないだろう
ふつふつしてるわけじゃない
ぶつくさ言いたいわけじゃない
何なら平坦な気持ちだから頑張って
怒る そして 許さない
駅から徒歩30分のアパートで
シャドーボクシングをする
何のために生きてるのかはもうわからんけど
シャドーボクシングする
もう宗教に入って
包摂してもらうしかないのかもだけど
駐車場でシャドーボクシングする
子供の頃
海外でプレーする
野球かサッカー選手になるつもりだった
今は
棄民の対象になった
光をつかむにはもう
安らかな終わりつかむしか
光をつかむにはもう
安らかな終わりつかむしか
ないって
映画で見たよな
死神とチェスはしたくないしね
映画で見たよな
死神とチェスはしたくないしね