【非公式和訳】VRChat 動画・配信コンテンツガイドライン(2021.05.07版)【私訳】
こちらは、2021年5月7日(※1)に公開された「VRChat 動画・配信コンテンツガイドライン(Video Content Guidelines)」の非公式翻訳です。
このガイドラインは、コミュニティガイドラインとクリエイターガイドラインに加えて、特にVRChat内での映像を使ったコンテンツ(生配信、動画の両方)についてのルールを記載したものになります。
原文は、公式を確認してください。
https://hello.vrchat.com/video-content-guidelines
クリエイターガイドラインは、VRChat内での制作活動全般のガイドラインであり、そちらにはVRChatを使ったコンテンツ制作全般についての基本方針が記載されています。以下は、動画・配信に関係する内容の抜粋です。
この内容が基本的な動画・配信の基本的な指針になっています。また、この部分は、インスタンスの種類によらないガイド(※2)になっており、カメラに映りたくない人がいることへの配慮や配信者モード(プレイヤーネーム非表示、インスタンス詳細非表示)での情報保護がアドバイスされています。
上記の内容を前提に、特に動画・配信に関わる事項を記載したのが今回翻訳するVRChat動画・配信コンテンツガイドラインになります。(そのため、先にコミュニティガイドラインとクリエイターガイドラインの内容を把握しておく必要があります)
また本記事の免責事項ですが、わたしはVRChatの運営には関係がなく、この翻訳はわたしの所属しているいかなる組織とも関係がありません。また、非公式翻訳であり、内容の正確性を保証するものではありません。また翻訳者の英語力はほどほどですので、ChatGPTやDeepLなどの翻訳サービスを活用して翻訳を行っていること、ご理解ください。
VRChat 動画・配信コンテンツガイドライン
2021年5月7日更新
私たちは、ユーザーがVRChatでコンテンツを楽しむと同時に自由に自己表現できることを大切にしています。しかし、知的財産権、特に著作権規則に従って、公平に行動していただくために、VRChatで作成されたコンテンツに関する動画やスクリーンショットの使用に関する以下のガイドラインを設定しました。
VRChatで作成した動画を収益化し、その動画をオンラインライブストリーミングサイトにアップロードおよび/またはライブストリーム配信することができますが、これは認可された収益化方法(広告やライブストリーミングサービスのパートナープログラムを含み、一般に無料で利用可能なもの)を使用する場合に限ります。当社の知的財産を商業目的でその他の形で収益化することは許可されていません(たとえば、当社のコンテンツへのアクセスを何らかの支払いで制限することや、当社のコンテンツを他の会社に対して料金を請求してライセンスすることなど)。
第三者の知的財産を使用したい場合、またはVRChatで作成したコンテンツを収益化する際に第三者の知的財産を使用したい場合、関連する第三者の許可を取得する責任はあなたにあります。当社の著作権ポリシーに従い、権利者の許可なく使用されたコンテンツに対する削除要求にはすべて協力します。
あなたのコンテンツがVRChatと公式に提携している、スポンサーされている、承認されている、またはVRChatによって認可されていると暗示または明言することは許可されていません。
当社の利用規約に従い、当社は違法、不正、またはこれらのガイドラインに適合していないと判断したコンテンツをいつでも削除する権利を留保します。
これらのガイドラインは随時更新されることがあります。コンテンツを共有する前に、最新のバージョンを参照してください。
上記のガイドラインが明確な説明となっていればと思いますが、ただし、これらのガイドラインに関する個別の問い合わせにはお答えできないことをご了承ください。それでもご不明な点がある場合は、以下の「よくある質問」をご参照ください。
よくある質問 (FAQ)
1.ガイドラインに基づく許容されるコンテンツとは何ですか?
VRChat内で作成されたコンテンツを使用し、あなた自身の創造的なインプットやコメントを加えた動画、ライブ放送、その他のメディアを活用することを奨励しています。
2.このガイドラインは、動画のアップロードやライブストリームにも適用されますか?
このガイドラインは、動画のアップロードおよびライブストリームの両方に適用されます。
3.ガイドラインで言及されている「収益化方法」とは具体的に何ですか?
ストリーマーは、Twitch、YouTube、Facebookなどの動画共有サービスにおいて、当社の利用規約に従ってストリームを収益化することができます。VRChat内で作成されたコンテンツを使用して、違法、差別的、人種差別的、性的指向に偏見がある、性的に露骨、誹謗的、憎悪犯罪を助長する、またはその他の方法で攻撃的な動画やコンテンツを作成することによる収益化は許可されません。VRChatは、不適切または異議のあるコンテンツと判断した場合、そのコンテンツを削除する権利を留保します。
4.企業もこのガイドラインの対象ですか?
このガイドラインは、個々のコンテンツクリエイターにのみ適用されます。
5.コンテンツが共有サービスから削除されるケースはありますか?
はい、私たちは違法、不正、またはこれらのガイドラインに適合していないと判断したコンテンツを削除する権利を留保しています。場合によっては、エンドユーザーライセンス契約(EULA)および利用規約(ToS)に従ってコンテンツを削除することがあります。
6.「違法、不正、または不適切な」コンテンツとは具体的に何を指しますか?
「違法、不正、または不適切な」コンテンツの例として、以下が挙げられますが、これらはあくまでガイダンスであり、詳細は当社の利用規約に記載されている他の例も含まれます。
a. 当社、当社の開発者、またはその他の第三者の知的財産権を侵害するコンテンツ。
b. 適用される法律または規制に違反するコンテンツ。
以上
訳注
※1 原文の表記は「Last Updated: 5/7/2021」となっています。VRChatはアメリカの会社であり、インターネットアーカイブに6月13日の記録が残っているので、この日付は「MM/DD/YYYY」での日付表記と確認しています。
※2 パブリックインスタンスとプライベートインスタンス、グループインスタンスの違いは、コミュニティガイドラインの「インスタンスにおけるふるまい」に記載されています。