河野太郎という人物
おはようございます。
#意識低い系社長 です。
(注意)
今日は政治をテーマにした記事になります。
わたしは特定与野党支持者ではありませんが、政治的主張を含みますので、
自己責任でお読みください。
皆さんご存知の通り、先日菅内閣が発足し、河野太郎氏は、防衛大臣を辞任し、行政改革担当大臣として就任されました。
防衛大臣任期中も、自衛隊の災害派遣の様子や活動をTwitterなどを通じて直接国民に発信を続け、異例とも言えるインターネットで本人が生放送を行うなど、今までになかった政治家として注目されていました。
そして今回、行政改革担当大臣就任後、すぐにリレー方式の記者会見を改めるべき、と発言したり、目安箱110番と称し、これを通じて国民の意見を集める(いわゆる、パブリックコメント)を開始しました。
実はパブリックコメント自体は既にあるのですが、実に使いにくく反応も薄いため、ごく一部の人しか存在自体知らないのではないでしょうか。
(わたしは実際何度か提案を出したことがあります。)
さて、河野太郎大臣が就任直後にはじめた目安箱110番、はじめてすぐになんと2,000件ものパブリックコメントの収集に成功し、一時受付を停止しています。
もちろん中には荒唐無稽なものや、いたずらも含まれてはいるのでしょうが、大臣自ら全て目を通すそうです。
とにかく仕事が早いこと、そしてこういった広く国民に働きかける力を彼は持っています。まさに縦割り行政を改革するにふさわしい人物と、わたしは評価しています。
これに対し、野党立憲民主党の議員蓮舫氏は以下のようなツイートをしています。
随分わたしと認識が違うようです。
個人のツールであれ、個人のWebサイトであれ、官僚より先に直接国民の意見を公募するという大臣の姿勢に対し、先程の化石のようなe-Govの存在に触れることすらなく、「やった感」という評価をされています。
野党として、せめて『「e-Govってパブコメサイト」あるからそっち使えばいいじゃん。なんで個人でやるのよ。』という指摘であれば、ご尤もである。とも思えるのですが、仕事に対して、前向きな姿勢である大臣を批判することは、恐らく「e-Govも知らない」、「人気集めのための行動だから批判しなきゃ」といった感情論として受け止められるでしょう。
わたしは河野太郎氏を応援しているわけでも、自民党サポーターでもありませんし、何より自民党の二階幹事長は身の毛もよだつ程嫌いです。
今日本に必要なのは確かな野党なのです。
政権批判を繰り返すだけで、何もアクションを起こさないのはもはや野党として機能していません。
人気取りだけの行動だ、と批判をするのであれば、ご自身のサイトでも同様のパブコメを公募して、大臣に提出するぐらいの気概を見せて欲しいものです。それが野党であり、それが公権力に対するアンチテーゼに他なりませんか?
正直、わたし自身、自民党一強体制の政治にはものすごく不信感があり、野党という存在が強固になることを心から望む者です。ですが、今の野党にはポリシーも国民の声に耳を傾けることもなく、票集めだけに執心し、ただ政権のやること全てに批判を繰り返しているようにしか見えません。
日本という国はまだドン底にはなっていません。
恐ろしいのは、これからなんです。
今は公的資金で食いつなぐ中小企業が多いですが、恐らくそれでも年を越せない企業が出てくるでしょう。それまでに社会保険や税金など、抜本的改革を行わなければ、死屍累々となるのが見えています。
長期に渡るデフレを経験してきた日本人は、老後2,000万円問題もあり、お金を使うことを極度に恐れる国民性となってしまいました。
とにかく物を消費しない、買わない、持たない、といった消費者心理があり、そこを意識改革しなければ、結局またデフレスパイラルに陥る危険性があるのです。
明るい未来、明るい将来を語る政治家が人気を集めるのは必然ですし、
この国をよくしたい、という志のある者が票を集めることになるでしょう。
野党の若手党員が本気で今の若者たちの声を国政に届けるために独立するのであれば、わたしは迷わずその人に投票するでしょう。
与野党の顔ぶれどこを取っても、おじさん、おばさんしかいないじゃないですか。・・・あぁ、そういえば小泉進次郎なんて人もいましたね。
まともに政治のできる若手議員はいないのでしょうか。そしてこの国に巣食う寄生虫や病原菌を一掃してくれるような期待の星は現れないのでしょうか。
力強い野党勢力が現れることを切に願っています。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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