目の前の小銭の誘惑から逃れるには
#KENMAYA です。
現代人は「お金が欲しい」という根源的欲求から逃れることは困難です。どんな人でも「お金」が欲しいもののベスト１に入っていることは多く、「お金」さえあれば、確かに大抵の物品サービスを購入し、自由を買うことができます。
経済的に困窮していればいるほど金銭欲は増し、その貪欲さを狙う詐欺師も多く存在します。安易にお金欲しさにSNSを通じて怪しいビジネスに手を出してしまったり、お金欲しさで犯罪の片棒を担がされるようなことも多々あります。
今日はそんな目の前の小銭の誘惑を断ち切って、もっと広い視野を持つためにはどうすればいいのか、についてお話したいと思います。
１．お金は道具である
何度かわたしが記事でもお話していますが、お金はあくまで道具のひとつです。お金自体を目的にしてしまったり、お金自体に価値を見い出してはいけません。お金は適切に使ってこそ意味がある道具に過ぎません。
お金をひたすらに貯め込んで通帳の額が増えていくことに満足感を得る人たちがいることは知っていますが、結論から言ってしまえば、お金に対して勉強不足です。家を買う、車を買う、海外移住のため、など「目標額を設定して貯蓄」をしているのであれば話は変わりますが、通帳の額が増えることだけを目的としているのであれば、残念ながらそれはとても無意味なことです。
通帳に記載されている数字はあくまで数字です。銀行に預けている、と思っている人も多いと思いますが、実際は日銀に貸している状態です。言い方を変えれば、銀行預金はゼロ（マイナス）金利政策の今、銀行預金（日銀当座預金）は日本国債を買う資金として使われています。つまり、あなたが銀行預金だと思っているお金は、通帳に記載された現金がそっくりそのまま金庫の中に入っているのではなく、いくらまで引き出せますよ、という銀行への債権に過ぎないのです。
２．目の前の小銭を拾うならアルバイト
最も簡単に現金を手に入れる方法はアルバイトです。労働環境が改善している今、アルバイトは最もクリーンで最も時間対効率のいいお金稼ぎの手段です。SNSやアフィリエイトなどで稼ごうとするのではなく、アルバイトに応募した方が安心安全確実、頭脳明晰です。
労働時間に応じて支払われる報酬は余程その仕事に不適格でなければ、誰でも均等に受け取れる優れたシステムであり、日本のように労働者が保護された環境では、労働者が仕事を選択し、さらに嫌なら一方的に辞めてしまっても何ら問題がありません。
ですからインターネットでいくら着飾っても、虚飾を張っても、威勢よく吠えていても、１日４時間でもアルバイトに精を出したほうが余程有益です。
３．それでも自分でビジネスがしたい
それでも自分でビジネス、副業がしたい、スキルを身につけたいというのであれば、止めはしません。が、はっきり言って目の前の小銭の誘惑に惑わされているような人が自分でビジネスを興したり、顧客を獲得するだけの経験やノウハウを習得できるとは思えません。
日銭に困ってないからこそ、新しいアイディアを形にできるだけの余裕があり、日々の労働で疲れ果ててないからこそ、何か別の仕事の形を考えるだけの余裕が生まれるんです。
まずは一山当ててやる、というギャンブル志向の人の心理状態もそうですが、決して世の中はあなたの思い通りになど動きません。あなたの予想はだいたい外れますし、あなたが例えうまく波に乗ってこれたように思っていても、それはたまたま運が良かったか、自信過剰なだけです。
小遣い稼ぎレベルの副業であれば、手を出すことは簡単な世の中になりました。
お小遣いを稼ぐために先にお金を払う必要は全くありません。
お小遣いを稼ぐために先にお金を払う必要は全くありません。
お小遣いを稼ぐために先にお金を払う必要は全くありません。
大事なことなので３回言いました。イラストや写真、あなたの特技を出品することもシームレスに可能な時代になってきています。ですが、それはほとんどアルバイトと変わらない、というよりも、アルバイト以下だということに気付くことができるかどうかは、あなた次第です。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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