安全な資産なんてない。人との縁とモノづくりこそが資産。
おはようございます。
#KENMAYA です。
皆さんが資産だと思っているものはなんですか?
お金ですか?土地や持ち家ですか?それとも株式でしょうか?
これら全てがキャッシュを担保に動いている、クレジットです。
昔から普遍的な価値のあるものは「衣・食・住」とされていて、
特に近年では「衣」と「住」は格安化する傾向にあります。
特に「住」に関しては、住宅ローンを組んでマイホームという、
サラリーマンの王道である「夢のマイホーム」神話が薄れてきて、
資産であるはずの住宅は「負債」と見なされるようになってきました。
単純に今後の資産価値変動に不動産が対応できるかどうか、
人々が懐疑的になってきているからです。
つまり、究極、借家、ユニクロ、コンビニで、
現代人は最低限の生活が保証されているので、
あとはそれにどれ程の贅沢を追加するかどうか。
そのために労働しているといっても過言ではないでしょう。
今現在、日本は不景気真っ只中です。
消費が低迷し、新しく事業を興すムードもなく、
国民がひたすらに緊縮策を取り、政府もなぜか緊縮策を取ろうとしています。こうなってくると、待ち構えるのは最悪のスタグフレーションです。
しかも、今後起こりうる日本型スタグフレーションは、インフレを伴いません。物価は上昇せず、日本円の価値が下がり、賃金が下がり、雇用が減り、さらにモノの価値は停滞し続ける。デフレスパイラル×スタグフレーションという新たな領域に突入します。
昨日、菅総理の答弁で「最悪、生活保護」という発言がありました。
正直あれには心底驚きました。生活保護は社会における最終手段のセイフティネットであり、生活保護受給者が増えれば増えるほど、政府にとっても、国民にとっても負担が増えるのは明確です。
それを政府が容認するというものは、あまりにも荒唐無稽であり、
そうならないようにするために、憲法において勤労と納税の義務を課しているのではないのでしょうか。
あまり政治的に踏み込んだ話をするつもりはありませんが、
現政権は国民生活を守る気は全くないようです。
そんな中、わたしたちはいくら預貯金を増やしても、
いくら株や仮想通貨やゴールドに資産を変換しても、
このまま景気刺激策や政府の大規模な財政出動がなければ、
資産価値は相対的にどんどん落ちていきます。
つまりどんなものに資産を変換していても、
絶対安全な資産なんてないのです。
では、どうするべきか。
答えはモノづくりと、人との繋がりを資産にしていくのです。
自給自足できる生活、そして物々交換で生きていける人との繋がり。
生活困窮者には酷な話かもしれませんが、
幅広い人脈を作り、その手に色々な職を身につけるべきです。
料理、掃除、手芸、内職、あらゆるものに挑戦するしかありません。
どれかひとつでも、ふたつでも、できることをどんどんやる。
それが必ず、将来のあなたの助けになるはずです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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