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「忘年会」について改めて考えてみる。


おはようございます。

#KENMAYA です。

今日は「忘年会」について改めて考えてみたいと思います。
そもそも「忘年会」とは年末(主に12月後半)に催される宴会の事です。
一般的に、その年の苦労を忘れるため、成功を祝うために執り行われる宴会で、宗教的意味付けや、特に行事作法の無い日本の風俗の一種として、
広く知られており、会社や友人、親族が集まって飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎをするようなもの。とわたしは認識しています。

今年は「忘年会」そのものを国や自治体が自粛するよう求めていたり、
そもそも「忘年会」なんてやってられるような状態じゃない企業が多かったりで、忘年会自体開かれない可能性が非常に高く、
忘年会シーズンに大きな売上を見込んでいる居酒屋や飲食店は、
大ダメージどころか致命傷となってしまうのは不可避でしょう。


1.忘年会は好きですか


そもそも、「飲みニケーション」と呼ばれる、会社内での飲み会は、
近年若い世代を中心に忌避される傾向にあります。

なぜでしょうか。

わたしが思うに、上司と部下という立場上明確な上下関係の存在する飲み会では、無礼講とは言いながらもお酌をしたり、注文をしたり、
部下は常に上司のご機嫌伺いをしなくてはならず、
はっきり言って「何が無礼講だクソくらえ」なわけです。

まずは上司が、
「この場は全部オレ持ちだ、みんな好きに食え、好きに飲め。俺は帰る。」
ぐらいの度量を見せて欲しいものです。

結果として、若者世代を中心に飲み会嫌い、
ひいては忘年会嫌いが増えているように感じます。


2.パワハラ・セクハラの温床


クリスマスや大晦日が近づき、12月はみんなどこか浮かれた気持ちになるものです。
そんな中開催される忘年会はアルコールも入り、
普段は理性で抑えている喜怒哀楽の感情を爆発させる人が多々見受けられます。

未だに、忘年会でのパワハラ、セクハラは、
少なくなったとはいえ、確実に温床として残っていると思います。
そもそも、上司と部下、男性と女性が一緒に酒会を開くわけですから、
酒が入り、普段は言えないようなことを平気で言ってしまうような人が増えるのは当然です。
これはフラットな友人関係や恋人同士であっても、
酒癖の悪い人は、その関係性にヒビを入れてしまうことが多々あります。

結局、酒が悪いんじゃない。酒を飲む人が悪いんだ。
という風潮になり、あまりお酒を飲まない人が増えてきているのも、
何となく理由が分かる気がします。


3.忘年会の存在意味


昨年、わたしも(経営者として)会社の忘年会に参加しました。

無用なトラブルを避けるため、女性だけ、男性だけ、の2グループで
2回開催しました。
一昨年、乱痴気騒ぎになったり、暴力事件もあったので、
大人数で開催することに抵抗があったためです。

しかし、はっきり言って、無駄な時間でした。

「忘年会」という宴会は、結局のところ社員が、
上司や経営者、あるいは同僚の悪口や陰口を言って笑いを取ったり、
取引先や仕入元などの噂話や悪口を言うことで盛り上がるもの
であり、
当の上司や経営者が参加していると、
いまいち盛り上がらないもんなんです。

つまり、忘年会なんてものは、愚痴や陰口、不幸自慢を言いたい人たちだけで集まって好きにやればいいんです。
わたしは今後、「忘年会」と名の付く飲み会には参加することはないでしょう。(少なくとも会社絡みでは。)


4.オンラインでのビジネス飲み会


正直、わたしにとってこっちの方がよっぽど意義があると思っています。
(実際、今年何度かやってみて。)

テレビ会議で軽くお酒を飲みつつ、雑談をしながらも、
ビジョンやビジネスとしての価値観を共有できる場。(それも自宅で)

「引きこもり」にとってこれほど優れた飲み会はありません。
例え少し飲みすぎてしまって酔いが回ったら、今日はこれでお開きに~。
で、切り上げて醜態を晒すこともありませんし、
お酌や注文取りなどで煩わされることもありません。
自分のペースで飲み、参加者もそれぞれのペースで飲み、
終始なごやかなムードで進むことが多いのです。

いや、もうこれからもこれでいんじゃね?と思う今日この頃でした。


ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

決して飲み会が嫌いなわけではありませんが、
わたしは酒の場でも絶対に仕事の話をするマンなのでお誘い頂くときは要注意です。

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年末の大掃除


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