本稿は、特定の人物を誹謗中傷するものではありません。あと、ちょっと宣伝。
おはようございます。タイトルはいわゆる免責事項のひとつです。
昨日は、わたしの持病でもある胸痛発作が治まらず、ほぼ一日横になっていました、
#意識低い系社長 です。
ある調査によると、コロナ禍において失業や休職などで生活苦に陥る、または将来の収入に不安を感じている人が7割近くにものぼるそうです。そんな中、ギャンブルや投資で失敗する人や甘い言葉に誘われて、詐欺被害に遭ってしまう人が増えているようです。
そして、「お金を配る」と謳ってSNSなどでフォロワーを増やしたり、「高額商品のプレゼント」を謳って、詐欺を行う輩が増えています。
わたしは、こういう輩が大嫌いです。
1.「お金配り」という下賤な行為
経済的弱者が富裕層から「富の再分配」として所得が増えることは、もちろん、資本主義の原則として問題視しているわけではありません。
ただ、これは富裕層への増税や財団への寄付といった形で、正式な手続きを踏んで行われるべき行為であって、個人が恣意的に選んだ「お金配り」は「富の再分配」とは呼べません。自己承認欲求の塊です。
ましてやSNS上で「日本を元気にしたい」などとのたまい、自身のプロモーションを兼ねたフォロワー数目当ての「お金配り」は、あまりにも下品かつ、反文化的行為で、それを真似た詐欺や、犯罪行為を助長する反社会的行為とも言えます。正直言って不快です。
2.日本人の消費喚起
今現在、日本人の国内消費需要(いわゆる、内需)ですが、多いに冷え込んでいます。当たり前のことですが、外出自粛が増え、所得が減り、将来の不況が明らかな今、ジャンジャンお金を使える人はいません。
これは恐らく消費税を暫定的にゼロとしたとしても、そう簡単に消費需要が戻るとは思えません。
将来への不安が解消されない限り、守りに入るのが日本人の特性であり、デメリットでもあります。
これは企業にしても一緒で、社会的ニーズに合わせた大胆な構造改革や商売替えを行えるのは、いつも外資ばかりで、日本人経営者は守りに入りがちです。
3.売れるのは何か
では、今の社会的ニーズは何か。最も大きいのは「安心感」でしょう。
言い換えれば、「生活必需品が潤沢にあり、可処分所得も充分にあり、平穏無事で健全で健康的な生活が送れること。」
恐らく国民の大半がこれを望み、そしてそれが叶わないことを知って気分が憂鬱になり、消費意欲が低迷しているのではないか、とわたしは思っています。
4.わたしからの提言
そこで、わたしからひとつ皆さんに提案があります。
ギルドを作りませんか?
特定分野に秀でたスペシャリストたちが、それぞれの特技や知見を持ち寄って小規模なギルドを作り、それぞれのギルド同士で全く新しい付加価値を作っていくのです。
最初はお金にならないかもしれませんが、企業や国籍などに縛られないギルドを作ることで全く新しいモノづくりや付加価値を作り出せる可能性があるとわたしは思っています。
6.ちょっと宣伝
わたしは先日「KENMAYA」というFacebookのグループを作りました。
これは「研磨」という職人ギルドにしていこうと思い、在籍しているのはわたしとわたしの妻の2名です。今後、研磨技術に優れた人が集まってくれるよう働きかけていくつもりです。
また、BASEにて、研磨剤(歯ブラシにつける歯磨き粉のようなもの)の販売もはじめました。まだ作ったばかりで粗が目立ちますが、徐々に改善していくつもりです。
宝飾品や宝石、鉱物、金属、原石などの収集や加工に興味のある方、3Dプリンターで作ったものにもっと価値を高めたい方、そしてそれを元に何か新しいモノを作ってみたいという方、ぜひお声がけください。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。