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今日、わたし自身が副業として立ち上げた同人ゲームを制作するサークルから逃げ出した。

まだ一作も世に送り出していないのに。

絵も友達に描いてもらってたし、プログラムも友達に書いてもらってテストプレイまでできる状態だった。

じゃーなぜ逃げたのか。

まぁよくある話だよね。どこもかしこも同人ゲームなんて、頓挫して当たり前。

でも、今回は友達、しかも報酬ももう支払った。

二回目だけど、じゃーなぜ逃げたのか。

それがタイトルのこと。

わたしは副業ビジネスとしての展開や価値観の共有を望み、彼らはわたしにリーダーシップや適切な指示や発注を求めた。

そこには埋められない大きな隔たりがあり、個人個人の能力で才能やひらめきを育てていきたい、わたしと指示がないからやらない、あとで変更されると困るからやらない、彼らのその考え方を変えることはできなかったのだろうか。

どうしようもない溝に陥ってしまった感覚で、ここに辿り着いた。

正直わたしに文才があるとは思えないし、ゲーム制作のノウハウがあるわけでもないけれど、価値観の共有ができないことで日の目を見ることのなかったキャラクターたちとそこにかけたコストはどこに消えたのだろう。

熱意を持ってはじめたつもりだった。

テキストを開いて何でもいいから「俺の名前は・・・」から始まる、なんのひねりもない異世界転生物語。

わたしはわたしの本業がうまくいっていないのを口実に、ただ現実逃避していたかったのかもしれない。それこそ異世界転生でもした気分に浸れるから。

支離滅裂な文章なのは書いてて分かる。心ここにあらずだから。

でもどこかに吐き出しておきたかった。今この時に思っている感情を。

きっといつか、わたしがわたしである、という認識に昇華できたとき、ここに書いた駄文が役に立つときが来るのだろう。


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KENMAYA │ 刺さない鍼・国産研磨剤ストア@毎日Noteだった(遺物)
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