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こんにちわ。火曜日の午後、お昼寝をしたくなる時間帯ですね。

#意識低い系社長です 。仕事の合間に書きます。

さて、今回は、まず今この記事を読まれている方にお聞きします。

今、あなたの耳には何が聞こえていますか?

テレビの音でしょうか?近所の工事現場の雑音でしょうか?YouTubeの動画で音楽を流し聞きしていますか?オフィスの雑音でしょうか?外で騒ぐ子供の声が聞こえますか?

わたしは今、

こちらをループ再生で聴きながら、文章を書いています。あとはわたしのキーボードのタッチ音だけです。

ヨハン・ゼバスティアン・バッハの無伴奏チェロ組曲第一番~前奏曲です。

J.S.バッハの作曲したクラシック・バロック音楽の中でも最も有名な曲のひとつといっていいでしょう。

人間とは不思議なもので、雑音がないと不安になる人が多いそうです。全く音のない空間を作ったアメリカのミネソタ州にあるオーフィールド研究所の『無響室』は「地球上で最も静かな場所」とされ、99.9%音を遮断する部屋があるそうです。そこには人間が滞在できる時間は最長でも40分程度で、大抵の人はパニックや精神状態が不安定になってしまうそうです。

雑音のない世界、というのはわたしは経験はしたことがありませんが、近年では公園で遊ぶ子供の声や、保育園で子供が騒がしく遊んでいる声、工事現場やマンションの隣の部屋からの音に敏感な人が増えてきているように感じます

さらに、この数ヶ月間の自粛生活中に、今までカフェやファミレス等で仕事をしていた方が、在宅ワークとなり、いつもの仕事のパフォーマンスが出ずに、YouTubeでカフェの雑音BGMを流しながら仕事をされている方も多いようです。(YouTubeの再生数ランキングに今まで入っていなかった、クラシックやヒーリング系BGMのチャンネル、さらに街の雑踏(!?)を録音したBGMチャンネルまでもがランクインしています。)

他人の出す怒鳴り声や、舌打ち、咀嚼音、金属が擦れ合う音やガラスを引っ掻くような音、人間誰しも不快な音があると思います。

逆に、心地よい音とはなんでしょうか?

多くの人が心地よい、と感じる音は規則性があり、音量は大きすぎず、小さすぎず、自然の中で小鳥がさえずり、川のせせらぎが聞こえるような自然音、もしくは、先に述べたJ.S.バッハやモーツァルトのような、「1/fゆらぎ」を含むクラシック音楽です

「1/fゆらぎ」とはα波(人間がリラックスしているときの脳波)の分泌を促進するため、自律神経のバランスが整い、心地良いと感じるそうです。

わたしは、今こころが不安定な病気にかかっていますが、バッハやモーツァルトは以前より好きで、よく聴いていました。クラシックのコンサートも行けるときにはチケットを取り、会場まで足を運んだこともあります。わたしの中で、クラシック音楽は読書に似ていて、奏でられるメロディーにストーリーが乗っているように感じるのです聴くタイミングや時期が違うだけで、そのストーリーは色を変え、全く違うものになるときがあります

他人の出す音に敏感な社会、世の中になっていますが、この記事を読んで少しでもクラシック音楽に触れてみたいと思った方は、ぜひバッハやモーツァルトから入るのをおすすめ致します。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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