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現代のサラリーマンが陥りやすい悪循環思考パターンと良くするための処世術
おはようございます。
#KENMAYA です。
今日は現代のサラリーマンが悪循環に陥りやすい思考パターンと、
今を好転させるための処世術というテーマについてお話したいと思います。
あくまで個人の見解であり、統計学等に基づいたものではありません。
特定の個人、団体を指しているものではないことをご承知おきください。
1.リモートで全て解決できる
2021年2月現在、緊急事態宣言の発令、延長からリモートでの職場環境が継続、長期化する傾向にあります。
先日リモートワークのアンケート調査で60%以上がストレスが増えた、と回答した人がいるとの結果が出ました。
「職場内での雑談がない」「直接対面するよりコミュニケーションが難しい」など、主に職場内コミュニケーション不足による影響が浮き彫りになりました。
そんな中、「リモートで全て解決できる」と自信を持つ若手社員が増えつつあるように感じます。
時代背景もありますがビジネスにおいて「信用」は大きな財産であり、
会社に属している以上、その会社の看板は社員であるひとりひとりが背負っているという自覚が必要です。
「リモートワークの推進」を旗印に仕事のできる人、できない人、言い換えれば、成果、数字が出せる人、出せない人と大きく格差が広がっているのは事実です。しかし、この中には、社内の円滑なコミュニケーターとしての能力に優れていたり、対外交渉や対面営業を得意とするような人心掌握術に長けた人もいるのです。
リモートだけで完結するビジネスはこういった、対人営業に優れた人材を使えない社員とひと括りにして切り捨ててしまう危険性があります。
もちろんうまく時代に適応できる対人スキルの持ち主も中にはいますが、調査結果にもある通り、多くの人は対面よりもコミュニケーションが取りにくいと感じているというのは事実です。
2.スキルトランスファー、シェアに消極的
個の時代とも言われてきていますが、
それはあくまでも個人のスキルアップやコネクションを増やすことが重要視されてきているということであり、
会社に所属している以上、習得したスキルや情報は共有することこそが社員として、個人として、自分自身のステップアップや会社全体の価値上昇にも繋がります。
自分が苦労して会得した技術や知識を、不勉強な人や会社にシェアすることに消極的な人は多くいますが、これは結果として自分自身の評価を下げ、会社全体としても生産性の低下を招くことになります。
最も大切なことは会社全体の生産性の押し上げであり、個人のスキルアップにしか興味がない、シェアするのが嫌なのであれば、独立開業すべきです。
会社のことを信用できないのであれば、とっとと辞めた方が、会社にとっても自分自身にとっても有益です。
3.積極的に戦略立案に携わる
現在の環境は、会社の役員や執行部も前代未聞の状況であり、
先例主義の古い体質の会社ほど、今後の会社の生存戦略に打つ手なしの状況だったり、頭を抱えているものです。
上意下達のピラミッド型の意思決定も重要ですが、
この緊急時こそ、下意上達を取り入れることも重要です。
これは管理職クラスの人に対してですが、部下の意見や若手社員の意見を
会社内のパブリックコメントとして幅広く収集すべきです。
また、若手社員も積極的にこういった会社の生存戦略を考える機会を設け、
若手社員同士で意見を取りまとめ、上申していくことが必要です。
勿論、中には若手の意見を一蹴してしまうような会社もありますが、
そんな会社には遅かれ早かれ終焉の時がやってきます。
早々に見切りをつけた方がいいかもしれません。
4.「分からない」「できない」は禁句
これは管理職クラスにも若手社員にも言えることですが、
「分からない」や「できない」は現代において禁句です。
現状、「分からない」のであれば「調べます」「勉強します」。
現状、「できない」のであれば「できるように工夫します」「最善を尽くします」「できるようにするため、人、モノ、金を算出します」。
といった具合に、取り組みましょう。
何よりも管理職クラスが「できない」「分からない」を連発すると、
多くの部下の心は離れていきます。
全員が主体性を持ち、当事者意識を持って物事に対処することが重要です。
5.最後に
あまりにも厳しい経済状況ではありますが、
それぞれの会社が必死に生存戦略を練っています。
「時代遅れの中小企業は潰れてよし」なんて声もあがっていますが、
適者生存論的にはそれも正解かもしれませんが、
そんな中小企業にも多くの人の人生や養うべき家族もいるのです。
必死な人たちを嘲笑した報いはいつか自分の身に返ってきます。
必ず明るい未来は来る、明けない夜はない。そう信じて頑張りましょう。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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