”インターネットの息苦しさ”って何だろう?
おはようございます。
#意識低い系社長 です。
本日は、FacebookのNewsPicksから”「インターネットの息苦しさ」を考える”という討論についてわたしの見解をお話したいと思います。
1.前提
まずわたし自身、「インターネットに息苦しさ」を感じているかどうか、についてですが、わたしは「全く息苦しさを感じておりません」。
2.息苦しいと感じる人たち
まず、筆頭に挙げられるのが著名人です。芸能人、タレント、アーティスト、学者、有名YouTuberなど、メディアに自分を売ってる人たちです。
この人たちは、自身の「ネームバリュー」と「ブランディングイメージ」を大事にする必要があるため、インターネットに対して「息苦しさ」を感じるのは、当然だと考えます。今回NewsPicksで扱ってる話題も、当然ながら、「タレント目線」での発言ですよね。
次に、炎上を過度に恐れる人たちです。インターネット上では多くの人が匿名で発言や発信をしています。どこの誰とも知らない一人のツイートがバズる(流行語化)現象が発生します。ひとたびバズれば、一気に自分のアカウントの認知度があがり、フォロワーが増えることから、このバズる現象を求めて、多くの人がポピュリズム(大衆迎合主義)に流れるために、炎上という現象が発生するのです。
そして炎上を恐れるがあまり、結果としてただの愚痴ツイートや、自分をくさすような自傷ツイートぐらいしかできなくなり、結果として「息苦しさ」を感じているのだと、わたしは考えています。
3.では、どうすればいいのか
まず、本来インターネットという空間は、匿名で自由に発言を行える空間だったのです。それが現代のSNSの発展に伴い、実名で情報発信を行ったり、それを商売に変換する人たちが現れました。
結果として、匿名時代からインターネットをしていた世代と、現代のSNSユーザーとの間に明確な壁のようなものが存在していて、
匿名ユーザーの多くは、2ちゃんねる創設者である、ひろゆき氏のかつての発言「うそはうそであると見抜ける人でないと(2ちゃんねるという掲示板を使うのは)難しい」という前提のもと、インターネット上に存在し続けています。
この両者の溝は深く、恐らく議論は平行線を辿るでしょう。
しかし、匿名ユーザーにもやはり炎上を引き起こす投稿をしてしまうことがあります。そんな時彼ら彼女ら、古くからの匿名インターネットユーザーがどう対処するか。答えは非常に簡潔です。
スルーです。
完全に無視します。
批判的な意見や攻撃的な投稿を見ても、鼻をほじりながら「ふーん、へー、ほぉー」と、ふてぶてしいまでに無反応です。そしてほとぼりが冷めた頃、しれっと戻ってきます。
つまりそれぐらいの、ふてぶてしさがなければインターネットは長年続けることなどできないのです。インターネットを包括的に規制したとしても、さらなるアンダーグラウンドにユーザーが増えるだけの話で、結局のところ、表現や言論の規制、匿名性の排除を行ったところで、いたちごっこになるのは目に見えています。
4.SNSから匿名性は外すべき
ですが、わたしはSNSからは匿名性を除外すべきだと考えています。
SNSとリアル社会が密接に結びづきすぎているからです。
匿名で発言を行いたいなら、アノニマスポストや5ch、ブログなどで匿名で発言・発信すればいいのではないか、と考えます。
そうすることで、SNS上での発言は自分自身が自分の名前で責任を持って行う、という自律的なブレーキがかかるようになるはずです。
ネットユーザーの多くは悪ノリが大好きな悪ガキ、悪く言えば小学生並の精神レベルと知能レベルです。みんなが対等に議論できるなどとは思わない方が身のためです。それこそ、あなたの思い上がりです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。