【エッセイ】育休後初出社 忘れたくないこの想い
今週火曜日、育休明けの初出社。
産休から約1年ぶりに出社する。
1年ぶりに出社というだけで
驚くほどに緊張する。
身体がこわばっているのが自分でわかる。
慣らし保育中にせっせと
着ていく服を10セット分準備をし
カバンに荷物もつめて確認し。
月曜日はほぼ同じ時間でシュミレーション。
いよいよ本当に初出社。
久しぶりに
一人の時間が持てるわくわく感と
仕事についていけるか心配な
不安感に包まれながら、
笑顔で家族に見送られる。
背筋を伸ばして駅まで向かい
電車に乗ろうとして驚いた。
満員電車。
みんなギュウギュウ押し合って
他の人にぶつかりながら
電車に乗って通勤、通学。
すごい、すごすぎる。
これに毎日乗って通勤している
夫はすごい。
これに乗って帰ってきてから
文句も言わずに
私と子供の話も聞いてる
夫はすごい。
やっぱり相手の立場にならないと
相手のすごさはわからない。
そういえば
子供も毎日保育園に行き
子供たちや先生に囲まれて過ごす。
すごい、子供もすごい。
みんなこんなに人に囲まれて
毎日頑張っている。
初出社で会社に行って
家族みんなの日々の頑張りと
家族の温かさを実感。
家族ってすごい。
家族に囲まれて過ごしていると
温かいし居心地がいい。
もちろん喧嘩もするけれど
それでもなぜか帰ってくるとホッとする。
そんな家を作りたい。
そんな家族を作りたいし
そんな家族を守りたい。
復職し、仕事も頑張ろうとも思うけど
それ以上に決意した。
家族をしっかり守りたい。
育休前は仕事が大好きで
延長保育をお願いしてでも仕事して。
毎日時間に追われてた。
でも今回の復職初日で感じたこと。
家族みんな頑張っている。
私の大事な人たちが
ホッと一息つける家を守りたい。
相手の立場になってようやくわかる。
みんなの気持ち。
経済面や社会とのつながりを保つため
自分の生きがいを見つけるために
仕事は続けるつもりだが
優先順位を少し変更。
家族、自分、楽しみ、仕事。
家族を大事に、自分を大事に。
仕事に慣れて楽しくなっても
今のこの気持ちを忘れたくない。
仕事に代役がいても
母には代役がいない。
とにかく家族を大切に。
みんなのホッとする家を守りたい。
そのための仕事だということを
忘れずに楽しく働いていこう。