勘違いしていた、King Gnu。
知ってる人も多いはず。
昨日は5大ドームツアーの千秋楽が札幌ドームで行われた。
King Gnuの曲をきちんと聴き始めたのは
ライブチケットが当たってから。
それからメンバーのほとんどが私と同い年の事を知り
同世代というだけでおこがましいが
共通項見つけたあああー!いえーい!
と誰にもそんな事はしないがマウントを取ったような気になり、勝手に親近感を持った。
(とはいえ私とは比じゃないのは言うまでもない。素晴らしい方々と共通している部分が一つでもあった事への喜びです。そこは広い目でみておくれ。)
King Gnuをよく知らないうちは個性的な曲とメンバーの独自性。いつだって主人公はあなた。
と言うメッセージ性が彼らの魅力でファン多し!なのかと思っていた。
ライブへ行って私が感じたのは
彼らの圧倒的な『愛』。
いや、愛など無かったらごめん…
私の勘違いだったらごめん…
ものすごく破天荒な集団なのでは?
どんなライブになるんだろう!きっとみんなガンガン荒れ狂う系なのか!?
と、曲のカッコ良さとバンドの雰囲気だけで判断していた私の愚かさよ。。。
熱いライブなのはもちろんで
私も全力で手をあげ激しい曲の時は身体揺らし
みんな一緒に歌おう
とのボーカル井口さんの声があった時は
声を張り上げて歌った。
だが、激しく揺れていようがしっとりと聴き入りようが、会場全体はどことなく落ち着きと冷静、
熱が混ざって完全に合わさっている。
そんな雰囲気だ。
それは彼らが単に、ライブで盛り上がって行こう!テンション上げて行こう!
という単純明解な部分だけでなく
聴かせたい。
音楽とこの世界を愛している。
会場全体の異様な雰囲気は
このKing Gnuの思想を無意識に汲み取った私たちが作り出した世界に思える。
札幌ドームは16時〜18時の間
違う銀河の中にいた。