泣くことで人は強くなれる
アメリカ人の友達は、涙を出さないようにしてると言っていた。
泣かないようにしていると。。
お久しぶりです。さえぴーです。
最近、アメリカ人の友達と「泣くこと」について話して、思うことがあったので書いてみました。
アメリカ人の友達は割と「泣かないようにしてる」「感動した時は泣くかな」などと言っていた。
日本人もそうだと思うが、辛い時の涙は堪えている人が多いんだなって思いました。
私の場合も、見えないところで結構泣いてると思います。辛い時、悲しい時、嬉しい時、心に大きな何かを抱えている時は泣いている。見えないところでなら、誰かに心配をかけることも無くて済むからね。
人前で泣くと心配してくれる人がいるけど、心配されると罪悪感がより強くなってしまうから、人前では涙を堪えている。
皆さんはどうですか?
祖母の教え
小学生の時。タクシーに乗って泣いてる私に祖母がかけてくれた言葉。
「泣け、いっぱい泣け!」
その時なんで泣いていたのかは覚えていないけれど、何かがすごく悔しくて、辛くて、泣いていた時でした。
それまでの私が言われてきた言葉は「そんなことで泣くな」 「泣くの我慢できて偉いね」でした。
私は元々すごく泣き虫で、ほんとにすぐに泣いて助けを求めてたんです。だから、我慢できた時に褒められるのが当たり前になっていた。我慢するのが強さだと思っていた。
けど、祖母がかけてくれたのは全く逆の言葉だった。
「泣きたい時は泣きなさい。泣くことで人は強くなれるのだから。」
全く言われたことの無い発言に私は苦しくなったけれど、泣くことはダメな事じゃないのだと、祖母は教えてくれました。
泣いた時、すごく苦しくて、胸がギュッとなる。
その時にあった出来事が、涙を流し、苦しみを味わうことで忘れられないものになる。
もちろん、人が泣くのは悲しい時や辛い時だけでなく、嬉しい時もあるけれど。
そうやって色んな感情を乗り越えることで、私たちはもっと、人に優しくなれたり自分を大切にできたりするのだと思う。
私の祖母のこの言葉。
私は一生忘れません。
彼女から教えてもらった沢山のこと。
私は一生忘れません。
私は涙を流す時、必ず祖母の言葉を思い出します。沢山のことを乗り越えてきた祖母が教えてくれた言葉だからこそ、大切にしたい考えだと思うのだ。
泣くのは悪いことじゃない。
もし辛いのに泣けない人がいたら、その人にこの言葉を届けたい。
泣け、いっぱい泣け。と