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気負わずに新たな実生に挑戦した話

大雨の後、晴れた週末。
元気に伸びる雑草たち。

世の中に雑草という名の草はない。
NHKの朝ドラ「らんまん」の主人公のモデルとなった牧野富太郎が言ったとか言わなかったとか。

でも、僕が所有する土地に僕の許可なく生える草は、やはりどこまでいっても雑草でしかない。
インターロックの隙間の僅かな土に根を張り葉を茂らすその生命力には感服するし、僕も好きで植物を育てているくらいだから雑草に対してもっと寛容でありたいと思わなくもないけれど、雑草が茂るとそこにゴミを捨てる輩がいるんだよ。
どこまでも人間側の都合で申し訳ないけれど、梅雨入り前の晴れた日に、効き目抜群の除草剤を撒かせてもらった。植栽付近の目立つ草は手で抜いた。さすが6月の紫外線、Tシャツの袖から出た2本の腕はこんがりと黒く仕上がっている。

ついでというわけではないけれど、休眠しているアフリカ亀甲竜の土替えもした。2年ぶりに鉢から引っこ抜いてみると見事に根鉢になっていた。
株のサイズと鉢のサイズは適正なので、古い根を整理して土を新しくした。もちろん少量のマグアンプKを混ぜ込んだ。
我が家のアフリカ亀甲竜は4年目くらいまでずっと土の中で育てていたせいもあって大きさの割には割れていない。ウルトラ怪獣プルトンのような特徴的な凹凸はほとんどない。ボリュームのあるカルメ焼きのようなフォルムが可愛らしい。

そして大きな饅頭のような亀甲竜の隣で、試しに新しい植物の実生を試している。播種2日目で既に発芽(9/11)。発芽率は良いとされるが、育てるのが難しいと言われている。

メネデールやベンレートにも漬けず、一晩水に漬けて播いただけ。一応腰水はしているけれど容器に蓋はしていない。手は抜かないけれど必要以上に手を掛けない。気負わず育てたい。


最近梅雨が苦じゃないのは、実生苗が元気に育ってくれているからかもしれない。

梅雨は植物の季節。

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