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Leica M9にユーザープリセットを添えて
Leica M9は少しクレイジーなカラープロファイルをしているので、所謂 “撮って出し” でも十分に個性的な画になる。
それはそれで面白いけれど、少々落ち着いた方向に調整するとまた違った味が出てくるから面白い。
M9で多用しているレンズはこちらも唯一無二の画を写すTTArtisan 50mm f0.95。個性と個性のぶつかり合いのような写真を現実世界に少しだけ戻すため、拙いながらLightroomのプリセットを作った。基本的にはM9の個性を生かすためにf0.95の暴れまくる収差を抑える方向で調整した。
なるほど拘り出すと止まらない。
これは自分でやってみるに限る。人が作ったプリセットを喜んで買う人を否定はしないけれど、自分が撮った写真を自分がイメージするように仕上げるのはこの上ない楽しみだ。調整も過ぎるとカメラやレンズの個性を消してしまうことになるから、どのパラメータも微調整にとどめることがコツだと思う。
深大寺で撮った写真にあててみた。何となく“境内っぽさ”に寄せた画作りになってしまった感は否めないけれど、深大寺は良いところだよというのは伝わると思う(伝わってほしい)。