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TOEFLの問題に出るのは「特殊」な英語です♪

歌って絵を描くTOEFL講師の水月むつみです。

海外留学したい人のために、TOEFLのスコアアップの英語術や留学について書いています。

TOEFLの問題に出てくるのは「アカデミックな」英語です。

学問的なことに関する英語の文章や会話になるので、私たちが日常生活で接するようなタイプの文章や会話ではないことが多いです(日常的にそういう文章を読んでいたり、そういう職業についている人以外は)。

日本語に置き換えてみると分かりやすいと思いますが、日本語に翻訳されている哲学書、たとえば「アリストテレス」や「カント」の文章を理解できる日本語力と、日本のテレビのお笑い番組を見て、笑いをつかめる日本語力は全く違います。

お笑い番組を見て笑う人は多いと思いますが、日本語の哲学書を理解できる人はあまりいません。

英語も同じなので、日常的な会話ができる英語力と学問的な文章を理解できる英語力は全く違います。

日本人から「英語ができるようになりたい」と言われることが多いですが、「英語ができるようになりたい」と一口に言っても、どういう英語ができるようになりたいのか?によって、取る方策は違ってくることを理解しておくことが大切です。

英語ができるようになるには外国人の恋人を作るのが一番だよ、という話も、そういう観点から考えておく必要があるということ。外国人の恋人との会話で学べるのは「恋人同士の会話」に出てくる英語です。女性と男性のカップルで、女性が日本人、男性が英語母語話者だとすると、女性は恋人の男性から「男性的な」英語を学んでしまう可能性もなくはないです。

私は大学生の頃、テレビドラマが大好きだったので、四六時中、英語のテレビドラマを見ていました。そうすることで学べるのはテレビドラマのシーンで出てくるような友達同士の会話だったり、恋人同士の会話だったり、仕事での会話だったり、といった日常的な会話になります。

というわけなので、TOEFLのスコアをアップしたい場合には、海外ドラマを四六時中見ても、英語に慣れること以外にはスコアアップに直接つながる効果はあまりないです。

TOEFLのスコアアップに必要なのは「学問的な」英語の力。

英語圏の大学で、英語の講義を聞いて、英語でレポートを提出して、英語で発言して、ということができるかどうか、が試されるテストなので、日常的にアカデミックな英語に触れる時間を増やしていくのがオススメです。

たとえば、少し難しめの英語の学術書を読むことにトライしてみるとか、National Geographic Channel では自然、動物、歴史、時事などいろんな番組があるので、そういうのを見てみるとかですね。

TOEFLのスコアをアップしたい方は、ぜひやってみてくださいね♡

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水月むつみ
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