短編映画『ボトルジョージ』が365日見られるシアターがオープンしたよ♪
こんにちは。
13分の短編映画『ボトルジョージ』がニューヨークの映画祭で上映される、とお聞きしたのが夏頃。
その時から、こんな可愛い女の子と変な虫の映画で、「依存症」がテーマ、セリフがないって一体、どんな映画なんだろうなあと興味津々でした。
というのは、私が大学院で研究していた時、依存症(アルコール依存、薬物依存、ゲーム依存、性依存など含む)や、それに関わる家族の問題を主に扱うカウンセリング機関で記録係、受付などを何年もしていたから。
この映画の印象と重めのテーマがどう結びつくのかなあと思っていて、ニューヨークには行けなかったのですが、札幌で上映されると聞いて見に行きました(日本での上映は初ということで)。
見終わって、最後のところで、「え?あれ?どういうこと?」みたいに考え込むことに。
考えるきっかけは床に転がったウイスキーのボトルの中から、ウイスキーがこぼれ出るシーン。そこから全体のストーリーを振り返ったら、「あー、そういうことだったの〜?」と、ストーリーの構成が分かったのでした(これ以上はネタバレになっちゃうので、お会いしてお話しましょ)。
この映画は見る人が見れば、最後になって、全体のストーリーが分かる構成になっていて、そこに感動しました(^ ^)
その日の夜は『ボトルジョージ』に出資した(で合ってるのかな?要するに何千万円かを出したということ)DAOの方々との飲み会をチムニータウンインターン生の遠藤くんが企画してくれて、プロデューサーの松本さんとヤンさんのリアルなお話も聞けて感激でしたよー。
『ボトルジョージ』はコマ撮りの映画で、CGは一切使ってないというお話で盛り上がりました。ボトルにウイスキーが少し残っていたり、ウイスキーの液体の中で変な虫が泳いだりするシーンがあるのですが、そういう液体をコマ撮りでやるのはめちゃくちゃ難しいのだそうです。
松本プロデューサーは「そのボトルにウィスキーが残ってる必要があるのか?」と突っ込んだこともあるそうで笑(大変だから)。
ジェルみたいなものでやってるらしいのですが、その液体だけの担当の方がいたそうで。毎日毎日、液体だけをやり続けるというタイヘンな作業。
松本プロデューサーは、「液体では世界一になったかもしれない」とまでおっしゃってました。
そんないろんなお話を聞けて楽しく過ごした夜の次の日には、松本プロデューサーと西野さんの対談があり、そちらにも参加しました。
私は「映画のストーリー作りの中で、ここはこだわった、みたいなところはありますか?」と質問してみましたが、そのお話は次回に書きます。
今日はこの辺で。
『ボトルジョージ』が365日見られる「ボトルジョージシアター」でのチケットはこちらから買えますので、ぜひー♪
■あらすじ
お酒の瓶に閉じ込められた毛虫のようなヘンテコリンな生き物ジョージがある日小さな少女と猫に出会う。依存症と家族をテーマにした13分のコマ撮り短編アニメーション作品。
■スタッフ
監督:堤大介
原案:西野亮廣
脚本:堤大介/西野亮廣
プロデューサー:松本紀子
制作:dwarf/Tonko House
製作:CHIMNEY TOWN
製作総指揮:西野亮廣
▼『ボトルジョージ』ティザー映像
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